週末ファーマーによる自然農の野菜栽培

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自然農の野菜づくり

第1章 生命の営みをつなぐ自然農の要諦(畑の準備をする、野菜を切らさない作付けの工夫 ほか)
第2章 自然農の野菜・つくり方のポイント
第3章 自然農の野菜などの加工・保存の工夫


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 川口由一氏の提唱する"自然農"を理想として、耕起せず、肥料はやらず、雑草は抜かず、害虫をも防除しない(化学農薬も自然農薬も不使用)で、野菜を育てることを目指しています。多種類の豊富な動植物と共存する生物多様性を実現する家庭菜園にするべく、群馬県西部で週末に農作業をしています。ビニールのマルチやトンネルなどの非再生資材は使わず、農業機械も使わずエコロジーです。ただ、地力不足なので、有機質肥料を少し与えることもあります。


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2010年10月〜12月 野菜の栽培記録
2010年
 10月上旬は、日照も降雨も適度にあって、発芽は順調であった。夏草は実を付けて、あとは枯れるだけの状態になっており、しばらくは草刈りに悩まされることはなさそうである。10月中旬〜下旬は、曇りの日が多く、雨も頻繁に降った。11月の木枯らしや初霜の到来は、ほぼ平年並みであった。雨は適度に降り、土が極端に乾燥するようなことはなかった。


オオカマキリ産卵中10月1日 庭のオオカマキリがツバキの木で産卵しているところ。3日前に産卵場所を探して移動し、腹で木の幹をあちこち触っていたが、適当な場所がないらしく、その日は産卵しなかった。翌日以降は雨や曇りで、カマキリはじっとしていた。雨に降られると泡が流れてしまうのだろう。久しぶりに薄日が差したこの日になってようやく産卵した。


●10月2日(土) 晴れ 作業5.5時間
 多くの種類の野菜を育ててみたいから、管理できなくて収穫できなくとも、とりあえずタネは播いておく。タネさえ播いておけば、なんとかなるかもしれないし。先週に播いたタネは、雨が続いたので、順調に発芽していた。
種まき:のらぼう菜、小松菜、金町小蕪
収穫:きゅうり、オクラ、エンサイ
越夏した晩生甲高黄玉葱 タマネギを収穫してから何も作付をせずに、放置していた場所の雑草を刈っていたら、芽が出た直径4僂曚匹離織泪優を見つけた。タマネギの収穫は遅れに遅れて、最後の収穫は7月18日で、その時には雑草が茂っていたため、取り残したようだ。この夏の酷暑と雑草に埋もれた高湿度に耐えて、腐らずに残っていたのだ。来週に自家採種用に保存していたタマネギを植える予定なので、今日見つけたこのタマネギも自家採種用にするつもりだ。


●10月3日(日) 晴れ 作業5.5時間
種まき:野沢菜、ちんげんさい、あぶら菜、下仁田ネギ
収穫:ナス、きゅうり、エンサイ
コガネムシ類のフンコガネムシ類の幼虫のフン
 コガネムシ類の幼虫のフンは、米粒ほどの大きさの黒い固まりで、草を敷いていた場所の地表にたくさんあった。コガネムシなど多くの生き物がいるおかげで、枯れた植物はすみやかに処理され、豊かな畑になる。ただ、コガネムシ幼虫のフンは、固いので、崩れにくい。過去には、遺跡で出土したものは、虫のフンだとは思われずに、米粒状土製品や擬似米と呼ばれて、五穀豊穣や子孫繁栄を願うために、米の代用品として使われたと推測されたこともあった(参考 wikipedia 米粒状土製品)。

コガネムシ類のトンネルコガネムシの幼虫のトンネル
 種の条播きは、草を刈り、20cmくらいの幅で土を露出させてから、種をまく。昨日、小カブを播いた場所を見ると、種を播いたすぐ上の土が盛り上がってトンネル状になっており、土は乾燥して白くなっていた。これは、コガネムシ類の幼虫が通ったトンネルである。写真では、真横に横切るトンネルと斜めに横切るトンネルが写っている。この場所は草が厚く敷いてあったので、コガネムシ類の幼虫にとってはエサが豊富で、種をまく時にたくさんの幼虫を見つけていたのだが、一晩でトンネルをあちこち掘られるとは思っていなかった。種の播く溝は草の根を取り除いているので、幼虫がトンネルを作りやすかったのであろう。

ハクサイ苗先週に定植した白菜の苗は、8本のうち1本がネキリムシに食べられただけで順調に生育している。
●10月10日(日) 晴れ 作業6時間 夜に数分間の雷雨
種まき:ほうれんそう、大根
収穫:はと麦、エンサイ
ハトムギ収穫前の状態 はと麦は、軍手をはめて穂ごと摘み取った。はと麦は、株内で一斉に熟さないのは知っていたが、株ごとにもバラつきがかなりあった。熟した実だけを摘み取るのは、大変なので、全ての株を摘み取る。
秘伝枝豆 秘伝エダマメにハスモンヨトウの中齢幼虫が大発生していたのだが、何もしていないのに、ハスモンヨトウ幼虫はほとんどいなくなっていた。葉裏をよく探して1、2頭づつくらいしかいない。なぜなのか全く不思議だ。


●10月11日(体育の日) 晴れ 作業6時間
収穫:さつまいも、じゃがいも、きゅうり
・地這いきゅうりは、株が老化してしまったので、ほぼ最後の収穫。昨年は、初霜まで収穫できたので、種を播く時期が早過ぎたのと猛暑で老化が進んだようだ。
・じゃがいもは、地上に葉が出たイモもあって、収穫するには遅すぎた。それでも、芽がまだ出ていないイモは、みずみずしいので新じゃがのようだ。
タマユタカの草姿サツマイモは、昨年は堆肥と黒マルチで栽培したが、今年は無肥料でマルチなしで栽培した。写真のようにツルはまばらで、収穫はできるのだろうかという感じ。
タマユタカ収穫この場所は地力がなく、無肥料だと、イモが小さく、数も少なかった。写真の品種は、切干イモ用の品種のタマユタカで、1株にジャガイモかリンゴくらいの大きさのイモが2個ほどのことが多かった。

自家採種用のキュウリ自家採種したキュウリの種
・10/12 昨日、採取した自家採種用の地這いキュウリから種を取り出した。キュウリは、腐り始めていたので、種をワタごと取り出してから、軽く水洗いするだけで種の周りのゼリー質を取り除けた。1個の果実から、74粒の種が取れたので十分な数であった。
・ソラマメはポット育苗する予定で、吸水開始。2回に分けて播く予定。

●10月16日(土) 晴れ 作業6時間
収穫:落花生、モロヘイヤ
種まき:ソラマメ早池峰菜、キャベツ
定植:トウモロコシ(自家採種した種の能力を調べるため)
・3日前の夜に激しい雨(50mm/h程度と思う)が数分間降ったが、先週に播いた種には影響がなかったようだ。
・自家採種したトウモロコシの種は、発芽しても、胚乳の一部にカビが生えているかもしれず、初期生育が悪いかもしれないので、ポットで発芽した芽を畑に植えて、生長の様子を観察することにした。
・モロヘイヤは莢が出来ていたけれど、実は完熟していないので、先端の葉だけを少し収穫してみた。
・相模半白胡瓜が1株だけ枯れずに残っていて、15cm位のキュウリが1本収穫できた。
ソルゴーの実が熟したソルゴーの実が熟した。ソルゴーは、肥料の量によって、葉の色が違う

ラッカセイのネズミ食害・落花生は、何か動物が莢を掘り出していて、地表に莢が散乱していた。落花生の株から1,2メートルほど離れた場所にも、かじられた莢があちこちにあるので、わざわざ運んで食べているようだ。食害があった畝では、落花生の葉が繁茂しておらず、地力が足りないとばかり思っていたのだが、そうではなく、モグラのトンネルが縦横に張り巡らされていて、地下はひどい状態だった。食害が全くなかった畝では、落花生の葉は繁り、モグラのトンネルは全くなかった。ネズミは、モグラのトンネルを利用して移動することはよくあるようなので、おそらく今回の食害はネズミによるものであろう。モグラのトンネルがない畝は、作土層が非常に薄く20cmくらいしかなく、その下は小石混じりで固く、回りに溝を掘っているので、モグラの侵入を防げているようだ。


●10月17日(日) 晴れ 作業6時間
収穫:落花生、さつまいも、空芯菜、キュウリ、ナス、オクラ
種まき:ルッコラ
定植:花野菜
・種播きと収穫作業に追われてしまい、秋冬野菜の種が発芽してからの間引きや草取り作業を全くしていない。
ルッコラは、もっと早く播くつもりであったが、昨年より1週間遅れとなった。昨年は冬までにはほとんど育たなかったが、春の花茎は、味と香りが強いので、花茎を食べるつもり。
・オクラは2週間ぶりの収穫、葉は繁っているが、実の成長は遅い。
アズキが、ほぼ枯れたが収穫できそうなサヤはない。6月下旬に種をまいたのだが、まく時期が適切でなかったようだ。
秋の真黒ナス ナスは更新剪定をしていないが、葉はまだ青々としており、実も変わらずに収穫できている。目立つところに実が付いて、光っているものだから、近くを通る人に声をかけられる。

ねぐらにいるヒキガエル 種播きをするために草刈りをしていたら、ねぐらにいるヒキガエルを見つけた。このままねぐらにしてもらいたかったので、刈った草を被せておいた。ヒキガエルの体の上に枯れ草のカケラがあり、また体のイボが周囲に調和しているので、見つけにくいと思うが、両目や足なども写っている。

コトブキ収穫 サツマイモのコトブキという品種を収穫した。サツマイモは痩せ地でも収穫できるらしいのであるが、11株で合計1.7kgの収量しかなく、あまりの少なさと10cmくらいしかないイモの小ささに驚いた。昨年は、施肥しマルチで栽培したから、よく育ったものだと1株で2kgの収穫があったので、昨年の10分の1くらいである。写真に写っている左側はタマユタカ、右側がコトブキ。コトブキは6株。


●10月23日(土) 晴れ 作業5.5時間
 今週は、曇の日が多く、雨も降って、適度に土は湿った状態が続いた。
種播き:河内一寸そら豆
定植:コールラビー
移植:ニラ
収穫:落花生、ネギ
コールラビー定植 ポットで育苗していたコールラビーは10-12葉期になり、キュウリの跡地に定植した。
ソラマメの種播き 河内一寸そら豆は、2日前から種に吸水させていた。株間40僂納鑁鼎。
ワタノメイガサムライコマユバチのマユ オクラの葉裏に、コマユバチの一種のマユがあった。オクラにいたイモムシは、ワタノメイガとフタトガリコヤガだが、ワタノメイガの寄生蜂はワタノメイガサムライコマユバチ、ハマキサムライコマユバチApanteles adoxophyesiがいるらしい、フタトガリコヤガの寄生蜂は?
 害虫を駆除してばかりいる農法では、このような寄生蜂のマユを見ることはないだろうし、たとえ目の前にあったとしても、単なる害虫の卵か何かだと思って見過ごしてしまうだろうと思う。畑に暮らす様々な生き物たちの興味深い生き方を見ると驚くことばかりだ。
・ニラは、数年間、庭で鉢で育てていたら増殖したので、畑に移植した。

●10月24日(日) 曇り 作業6時間
収穫:サツマイモ、オクラ、時なし大根、エンサイ、ナス、未熟カボチャ
真黒ナスの実が熟した状態 ナスの採種用の実を採った。採り遅れたようで、実が縦に裂け目が入って、中が溶けており甘酸っぱい匂いがした。この匂いのことは、あの人なら"発酵した"と言うのだろうが、普通の人は"腐った"と言うだろう。吐き気を感じる匂いではないが。。。
 中身が溶けていたので、簡単に種を採ることができた。
時なし大根の初収穫 ダイコンは8月中に播いた種は乾燥や虫のために全滅し、9月に播きなおしたものが、ようやく根が3僂らいに太ったので、初収穫した。きれいな緑色の葉で、葉がおいしそうだ。ダイコンを播いた場所は、ニンジンを自家採種した跡地だったので、こぼれ種のニンジンの小さな芽がいくつも生えていた。
ベニアズマ収穫 サツマイモの苗の植え付け時に、苗を水に浸けてしまって、葉をほとんど枯らしてしまったベニアズマだが、ジャガイモくらいの大きさのイモが収穫できた。畑の広さを持て余しているから、葉が枯れた苗を残しておくようなことができるけれど、普通はあきらめたほうがいいだろう。。
ルッコラの発芽 ルッコラの種が熟してから3ヶ月も放置した後で、採種した種だったが、非常によく発芽していた。

・オクラの若いサヤにアブラムシが付くようになったので、たぶん最後の収穫になるだろう。
・カボチャの若い実が生っていたが、もう熟さないだろうと思って収穫した。食べたらズッキーニと同じだ。

●10月31日(日) 曇り時々小雨 作業1時間
・台風の影響で曇りや雨の日が多く、晴れたのは1日だけだった。台風は関東に接近したものの上陸せず、当地では風は弱く、それほど強くない雨が長時間降った。
・エンサイ収穫
・ソラマメ定植、自家採種した早生ソラマメの種をポットで育苗し、2葉期になっていた。
ターサイ1ヶ月 ターサイ定植、種まきから約1ヶ月で本葉7-10枚になった。

ハクサイゆるく結球 ハクサイの結球が始まった。直播きだとこのように育たなかったと思うが、育苗した土がいいと育ちがいい。今年は結球するかもしれない。

・10/26 近畿地方や東京で昨年より1週間早く「木枯らし1号」吹く。群馬でも冷たい風が吹いていた。昨年は、関東の木枯らし1号は11月2日で、11月4日には当地では初霜だった。木枯らし1号は、関東地方における1992年から2001年の10年間の平均では11月7日頃。

●11月1日 NHKクローズアップ現代「微生物とつながる農業」
 リンゴの無農薬栽培で有名な青森県弘前市の木村秋則氏、本人は成功した秘訣は「自然の森と同じような土を再現したこと」と語っているのだが、弘前大学農業生命科学部の杉山修一教授は、木村氏のリンゴの木の葉から採種したエンドファイト(植物内生菌類)は、従来の栽培方法よりも2倍も多い種類が検出され、これが何らかの形で病気に強くなる原因なのではないかと言う。

・・・木村氏の著書で「黒星病や斑点落葉病に感染した葉でも、病斑部分だけが丸く抜け落ちる」と書いてあったから、木村氏のリンゴの木には特別な抵抗力があるのだとは思っていた。ただ、木村氏は、弱いながらも殺菌力のあるお酢の散布を頻繁に行っているから、病気への抵抗力は、お酢のほうが大きいのか、それともエンドファイトなのか。

 茨城大学農学部の成澤才彦准教授が屋久島の土で発見したエンドファイトを培地に添加して、トマトの発芽で使用したところ、他のトマトより6cm高く育った。また、連作障害のある白菜の畑にあらかじめエンドファイトを入れておくと病原菌の侵入をエンドファイトが防ぎ、連作障害が発生せずに順調に育ったという。
 成澤氏のホームページ、植物根内生菌類(エンドファイト)を利用した環境保全型農産物生産および環境修復に関する研究には、番組で紹介された白菜のエンドファイトは、「アブラナ科野菜根こぶ病、黄化病等の難防除病害を抑制する根部エンドファイト(DSE)が定着した作物は、菌圏(根に定着した菌類が土壌中に伸ばす菌糸のネットワーク)から、植物が直接利用できない窒素源等を植物に提供し、生育を促進する」とのことである。
 なお、成澤氏はNHKの他の番組、2010年6月5日放送のサイエンスZERO「つながる生物の謎 土の中の小宇宙」でも紹介されている。また、現代農業1010年10月号でも「植物内生菌に注目:エンドファイトで作物の免疫機能を活性化、増収 粟崎弘利。植物内生菌(エンドファイト)とは何か 成澤才彦」と紹介されていたりするので、エンドファイト関連の農業は、これから益々注目されそうだ。

・・・微生物農薬にエンドファイトが仲間入りというわけだ。大量に特定のエンドファイトを外部から持ち込むのだから、既に畑に存在していた微生物は追いやられるし、生物多様性には逆行するのではないか。農薬と化学肥料を多量に使用していた"死滅農法"の畑や、植物工場では役に立つ技術になるのだろう。
 簡単・手軽に使えて"有機栽培"にできるエンドファイトは、従来の農法の延長に過ぎないし、特定の微生物だけが繁栄するような環境では、いずれその微生物の天敵が現れたり、病原菌が抵抗性を持つことになるだろう。遺伝子組換えにより除草剤耐性を持った作物を栽培し続けることで、除草剤耐性雑草が生まれてしまい、遺伝子組換えの効果がなくなるという例も海外では発生しているように。

 次から次へと新しい技術が開発されていく。"自然の森のような土"を作るためではなく。

 木村氏のりんごの木のエンドファイトは、外部から持ち込んだものではなく、環境を整えることで2倍の種類になったのだ。特定のエンドファイトを増やしただけで無農薬が簡単に実現できるとも思えない。農薬で生き物を殺さないことを続けることで、多くの生き物が存在できる環境になり、特定の病気、特定の害虫だけがはびこらず、作物を含めた生き物が共存するようになったのだ。

 エンドファイトが作り出す毒によって、「中世ヨーロッパ中世では、足や手の血管が収縮して血のめぐりが悪くなり、赤く脹れたり痛んだりした後、重症になると壊疽を起こして炭のように黒くなって崩れ落ちる。妊婦は死産し、脳神経系にも作用して幻覚や痙攣なども現れた(エンドファイト感染草摂取による中毒症に関する研究より)」ということもある。

 微生物農薬、天敵農薬は、"安全・安心"のためだ。しかし、その安全・安心とは、現在に生きるヒトの一生の長さを単位にしか考えていない。100年後、1000年後の未来の安全・安心になるのだろうか。外から持ち込む微生物や天敵は、生態系を撹乱しないという前提で使われるが、もともと、そこにいた生き物を豊かにする"自然農"という方法もあるのに。

 木村氏のリンゴ園の土の表層から、"微生物の白い固まり"なるものが写っていたが、あれは糸状菌のようだ。炭素循環農法による畑では、糸状菌の繁殖に力を入れているから、よく見かけられる。私も雑草がよく繁っている耕作放棄地で見たことがある。糸状菌の固まりがあるような場所は、土がふかふかになっている。私の畑では、見たことがない。表層土が腐食に富んでいないし、刈った雑草を単純に積み重ねておくだけでは、腐るから、白い固まりにはならないのだ。

●11月3日(文化の日) 晴れ 作業5時間
・収穫:ナス、島オクラ、サツマイモ
・早池峰菜の種まき、時期が遅いかもしれないが、晩生種なので来年4月に食べられるかもと思って播いた。
ソラマメ定植 敷草をかきわけて、ソラマメを定植した


●11月6日(土) 晴れ 作業4時間
・気象庁の関東甲信地方1か月予報では、気温が高い確率が50%とのことなので、さやえんどうとスナップえんどうの種まきは、13日に変更した。ただし、10粒づつ播いて、1週間の違いで凍害を受けるかどうか比較してみる。
・タアサイ定植。育苗1ヶ月で9僖櫂奪箸任郎鉢が回っており、下葉が黄化したものもあり、定植が遅れた。
・ビタミン大根の間引き、太さ1.5cm。葉を塩もみにして食べたらおいしかった。先日、化学肥料をたっぷり使って育てられた大根の間引きを採りたてでもらったので、同じように塩もみにして食べたら、土臭いようなエグい味で食べられなかったが、根のほうは普通に食べられた。

●11月7日(日) 晴れ 作業3時間
・タアサイ定植。
収穫:ナス、オクラ、エンサイ
ソラマメ発芽障害 ソラマメでは根が種皮の内側にもぐりこんで発芽不良になることがある。それに加えて、虫にかじられてしまった種。


●11月13日(土) 薄日 作業4時間
 黄砂で日差しが弱くなり、視界は数キロメートルほどになっていた。しかも、あちこちの畑や空地で草やゴミを燃やしていたので、時々、目が痛くなった。野焼きが原則禁止になっているのに、ビニールを燃やす人も多いから、困ったものだ。東京で黄砂が秋に観測されたのは、統計の残る1967年以降で初めてのことだという。
種播き:仏国大莢エンドウ 定植:タアサイ
マリーゴールド マリーゴールドは、夏からずっと花を咲かせ続けていて、畑に花があると心がなごむ。マリーゴールドにはセンチュウ抑制効果もあるので、来年は、もっと咲かせよう。


●11月14日(日) くもり 作業4時間
種播き:さやえんどう、スナップえんどう、ツタンカーメンのエンドウ
収穫:白菜、ネギ、ナス
・ナスは小さくて硬さが増したものが、ほんの少ししか生らないが、甘さが出てきているので、味はいい。
・初霜は、まだ降りていないが、オクラとエンサイはもう収穫するものがなくなった。
・2週間ほど前からモグラ塚が1週間でいくつも新しく作られているようになった。モグラは秋から冬にかけて、少なくなるエサを確保するために、餌場であるトンネルを長くするらしい。モグラのトンネルが多い場所には、コガネムシの幼虫が少ない、と明らかに感じる。今日は、種を播く畝にモグラのトンネルがたくさんあって、トンネルをつぶしながら種を播いたのだが、種を播いたすぐ下にモグラは新しいトンネルを掘るかもしれず、困ったものだと思いながら種を播いていた。発芽しなかったり、芽が枯れたりしたら、移植すればいいだけで、それほど困ったことではないなと今、思った。
ツタンカーメンのエンドウの種ツタンカーメンのエンドウの種は、2年前に自家採種したもので、室内に放置していたが、発芽するだろうか。


・11/16 初霜のようだ
 前橋で初霜と初氷、水戸と宇都宮で初氷、熊谷で初霜となった。前橋の平年観測日は13日だから、平年より3日遅い。木枯らし1号からは12日後。

・11/18 つぶやき
 旬でない野菜の栄養価は低いことが多い。ホウレンソウは、寒さに耐えるために、糖分などの栄養を蓄積し、春になれば花を咲かせ種を稔らせる。夏にホウレンソウを作るには、気温が低い地域となるが、それでも病気になりやすいので農薬を使わざるを得なくなり、しかも栄養価は低い。夏には、ホウレンソウと同じアカザ科のフダンソウでも食べればいいのだが、好き嫌いがある。夏のホウレンソウは、少し値段が高くても食べたい人がいるし、高く売れるから生産者も作る。江戸時代にも、初物のナスが正月に珍重されたので、馬糞や落ち葉を材料に踏み込み温床を作り、油紙で囲って保温して栽培したようだが、あまりに各種の初物が珍重されたため、度々、初物禁止令が幕府より出されたそうである。現在の日本政府が促成栽培を禁止したら、国外から輸入され、輸入を禁止したら、冷凍保存になり、それを禁止したら、フリーズドライとなり、・・・イタチごっこで、結局、エネルギーの無駄づかいは変わらない。環太平洋戦略的経済連携協定に日本も参加したら、日本の農業は野菜工場、高品質作物を作る農法、有機栽培など、作物が高く売れる農法が多くなり、自然農法も多くなるのだろうか?安いコメ、安い野菜、安い果物が輸入され、ハイテク製品が輸出され、貿易が活発になり、日本経済は成長する。資源を浪費しながら世界経済は成長し、化石エネルギーばかりでなくレアメタルまで、あらゆる資源を開発?浪費していく。一昨年の原油や鉄鉱石の高騰、今年のレアアース危機では、産出国が資源の囲い込みが問題となったから、TPPは日本のような資源のない国には自由貿易を守るために必要と考えられているのか。慣行農法は、農業機械を動かすガソリン、ビニールなどの農業資材、農薬や化学肥料の原料、野菜の種なんかも輸入に頼っているのだから、自由貿易の恩恵を受けている輸入産業であり、国内で機械的に生産しているのようなものか。国産の食べ物は、間接的な輸入作物みたいなものだから、TPPでは直接野菜が輸入されるようになるだけとも思える。スーパーマーケットで売っているブラジル産の鶏肉やらアメリカ産のブロッコリーを見ると、原油が目に浮かんで買えないのだが、自給自足ができていない私は間接的輸入の牛乳やら卵などの食べ物を買うのだ。そして電気で暖まった部屋でこうして書いている。
片方のカマがないオオカマキリ庭にカマが片方ないオオカマキリがいた。カマを失ってから日数が経っているような傷跡で、大切なカマを失っていても、たくましく生きていた。


・11/19 Yahoo!ニュースからリンクされた
 細菌感染で体色が赤から緑に=アブラムシで発見―日仏チームというニュースの紹介で、本ブログの畑のアブラムシがリンクされていた。リンクは、ページの下のあまり目立たない場所にあったが、さすがYahoo!だけあって、リンク直後からアクセスが多く、千件くらいあった。googleでエンドウヒゲナガアブラムシと検索すると本ブログは16位だけれど、写真を2枚掲載していたからリンクしてくれたみたいだ。

●11月20日(土) 晴れ 作業4時間
動物に食べられた白菜 白菜がゆるく結球して順調に育っているのだが、何か動物に食べられたらしく、1株だけが根元のほうまでかじられていた。シカはいないし、ウサギのフンは見たことないし、鳥の食べ方とは違うし、タヌキ?
タヌキの生態と対策について - 長崎県農林部によると、カボチャ、サツマイモ、大根など多くの野菜を食べ、糖分の多い野菜を好む傾向があるという。
あぜ道に近いところのハクサイが食べられていたので、もしかして犬かと思って、調べてみたら、犬が喜んでハクサイを食べているブログがあった。マナーが悪い飼い主がいるので、犬の可能性が大きそうだ。

・親戚からもらった無農薬の白菜の葉を、生のままかじってみたら、エグくて食べられない。葉の色は濃くない緑色で肥料過多には見えなかったが、虫に食べられて穴だらけなので、虫害の影響なのだろうか。葉の緑色の部分はまずいが、白い部分はそうでもない。でも、うちの畑に白菜があるので、もらった白菜を捨てようと思ったら、ヤサイゾウムシの幼虫がいた。うちの畑にはヤサイゾウムシはいないので、畑には捨てられない。孵化していない卵がある可能性があるので、しばらく家に置いてから、畑に持っていくつもりだ。昨年はスーパーで買った白菜の味見をしたら、白い部分までもエグかったので、白菜は味が分かりやすい野菜なのだろう。

●11月21日(日) 晴れ 作業2時間
・6月にタマネギの収穫をした時に、見逃していたものがあったり、玉が非常に小さいものは収穫せずに放置しておいたら、腐らずに夏を越したタマネギが、葉を30cmほど伸ばしていた。このまま生長したら、花が咲くのか、分球して小さなタマネギが収穫できるのか分からないが、あちこちに分散しているので1ヶ所に植え替えた。
・ブユに刺された?(当地ではブヨと呼ぶ)
草刈りをしている時に、チクっと言う痛みで刺されたことに気が付き、痛かゆくなり、中心部に小さな出血点があった。翌日になると少し腫れて熱を持ち、直径2僂らいが赤くなった。冬でも刺されるのかと驚いたので、調べたら、イカリ消毒HPによれば、主に5〜10月に発生する。wikipediaでは「成虫になると基本的に積雪時を除き1年中活動するが、特に春から夏(3月〜9月)にかけて活発に活動する」という。冬期の伊豆半島におけるブユ成虫の吸血刺こう活動に関する調査研究という研究もあった。

・11/25 ツタンカーメンのエンドウの種を、12日に吸水を開始して濡れた紙に包んでいたが、1週間経っても、10日経っても発芽しなかった。2年前に自家採種して室内に放置していたので、半ばあきらめていたのだが、13日後の今日になって1粒が発根し、3粒が種皮にヒビが入って発根しそうになっていた。気温が低いので、発芽までに時間がかかったようだ。発芽が始まったので、ポットに播き、気温が低いので室内の日当たりがよい場所に置いた。芽が、土の表面に出てくるまでには、まだ日数がかかりそうである。

●11月27日(土) 晴れ 作業4時間
ソルガムの麦角ソルガムの穂
 11月1日に放送されたNHKクローズアップ現代「微生物とつながる農業」で、エンドファイトが注目されていたので、エンドファイトをちょっと調べていたら、エンドファイト中毒があり、中世ヨーロッパではライ麦の麦角を食べた人が手足の壊疽になったという、ということを知っていたので、今日、ソルゴー(ソルガム、モロコシ、タカキビとも呼ばれる)の穂にある奇妙な形のものが、麦角であることに気がついた。右上の写真が正常なソルゴーの穂で、実は茶色く丸いが、左上の写真では白く細長いものが麦角である。ソルゴーは雑穀であり、食べることもできるが、私が栽培していたものは実が茶色でタンニンが多くて渋いらしいので、食べるつもりはなかったが、およそ4割程度の穂に麦角があり、蔓延していた。
 日本で発生するソルガム麦角病とその防除法によれば、スーダングラスおよびスーダン型ソルガムには麦角病に対する抵抗性品種種があり、これらを早播きすれば麦角病は回避できるという。

週末ファーマーの増加と自然農


 週末ファーマーとは、休日に農作業をレジャーや自給を目的として楽しむ人のことを指す言葉のようだ。安心な食べ物を求める人の増加、シニア世代の増加、法律の整備による市民農園の増加、耕作放棄地を市民農園に整備した場合への補助金、多様サービスを受けられる貸し農園も増え、貸し農園への需要と供給は共に増加している現状がある。市民農園等の貸し農園への参加人口は200万人で、参加を希望する人口は820万人いるとされている(社会経済生産性本部 レジャー白書2008より)。

 なお、市民農園の現状と課題については、関東農政局の市民農園の新時代が詳しい。
 よくメディアで取り上げられている貸し農園といえば、社長の西辻一真氏がTBS「夢の扉」にて紹介されたマイファーム、都内一等地の会員制高級貸し菜園のアグリス成城(月額利用料5,500円〜21,000円で、一区画約6平米)、直売所が併設されており野菜を販売できる貸し農園越中いっぷく農園

・NHKクローズアップ現代「週末ファーマー200万人の可能性」12月1日放送予定
 「貸し農園」を利用する人は200万人に及ぶとも言われ、農業就業人口260万人に迫る勢いだが、貸し農園より大きな畑を借りたい市民には、農地法の壁がある。
出演者:盛田清秀氏(日本大学生物資源科学部教授)

 番組では、マイファーム静岡と神奈川県南足柄市の「あしがらユートピア農園」(ネタ元の記事)が紹介されるようである。南足柄市では、一般市民が農業に参入できる「市民農業者制度」があり、300平方メートル以上の耕作面積から市民農業者として従事できる。農業参入への垣根を低くした、南足柄市のシステムについては、タウンニュースの記事が参考になる
 "貸し農園を利用する人は200万人に及ぶとも言われ、農業就業人口260万人に迫る勢い"とのことだが、260万人という数字は貸し農園利用者と比較をする場合には明らかに過少であろう。農業就業人口260万人は、「販売農家」163万2千戸のものであるが、農家には他に「自給的農家」が89万7千戸あるので、その人口を加えて比較をすべきであろう。仮に、自給的農家で農業に携わる人が1戸あたり1.5人とすれば、89.7万戸☓1.5人/戸≒135万人となり、260万人に加算すれば395万人となるので、"迫る勢い"とはならないのではないか。

番組の詳細は、まだ分からないので、貸し農園について適当に書いてみると、

農家が市民農園を開設する場合には、次の3つの方法があり、
・農園利用方式:農園での農業経営は農家が行い、市民は入園料を払って小規模な栽培をレジャーとして楽しむ
・特定農地貸付法による方法:1区画(1,000平方メートル)未満、営利目的で農作物を栽培しない等の条件
・市民農園整備促進法による方法:休憩施設等の附帯施設を農家自らが整備し市町村の認定を受ける必要がある

 市民農園の1,000平方メートル以上を超える面積の農地を、市民が借りようとすれば、新規就農扱いだから、農業委員会の許可が必要で、原則として北海道では2ha以上、都府県では50a以上の面積を確保しなければならない。10a以上の面積を貸してくれる農家がいたとしても、50a未満なら農業委員会の許可がおりないし、もし50a以上なら週末農業では無理な面積ということになろうか。

 2010年世界農林業センサス概数値によれば、販売農家の農業就業人口は260万6千人で、5年前に比べて74万6千人も減少。販売農家数は163万2千戸で5年前に比べて33万2千戸減少し、自給的農家数は89万7千戸で5年前に比べて1万2千戸増加した。耕作放棄地面積は39万6千haとなり、5年前に比べて1万ha増加した。
 3分の1の農家が、経営耕地面積が30a未満かつ農産物販売金額が50万円未満の自給的農家なのだから、貸し農園でも10a未満ではなく、30aまで緩和して自給的農家のような扱いにしてもいいのではないか。耕作放棄地が増え続け農家は減る現状で、農林水産省が食料の安全保障や自給率向上と言ってもあくまで農家が主な対象だ。非農家はレジャーや娯楽で農作業を楽しむという市民農園ではなく、食料の安全保障や自給率向上を目的とした市民農園の政策はできないのだろうか。

 農林水産省は「市民農園整備促進法」を作って推進し、貸し農園も増えてきたが、雑草を生やす自然農を受け入れてくれる貸し農園は、非常に少ない。自動車、テレビ、住宅にはエコポイントが大盤振る舞いされているが、究極的にエコな自然農は農薬肥料を基本的に使わないし、農業機械も使わなくていいからメタボ対策にもなろう。政府のエコは消費拡大、対する自然農は消費縮小だが化石エネルギーの消費は激減だ。

・市民農園で栽培された農作物の販売について
 農林水産省局長通知によれば、趣味的な動機により農作物を栽培していれば、販売も可能であるという。

全国市民農園リスト(21年3月末現在)農林水産省

週末農園の参考となる本
畑のじかん 体験型「週末農業」応援マガジン週末農園生活 東京から行く レンタルファームガイド


●12月4日(土) 晴れ 作業4.5時間
・収穫:大根、サトイモ(筍芋?)、ネギ

・サトイモに含まれる劇物 シュウ酸カルシウム
 収穫したサトイモをひと口食べたら、口の中とノドに痛みを感じ、不快感がしばらく続いた。サトイモの皮をむく時に、指のかゆみを感じたことはあったが、口の中の痛みは初めての経験であった。不溶性のシュウ酸カルシウムは、加熱調理しても針状結晶が変化することはなく、シュウ酸カルシウムの針状結晶は水に不溶性なので、残りのサトイモは捨てた。たぶん皮むきが雑だったのだろう。タネイモは、もらったものなので品種はよく分からないが、小芋が非常に小さく数も少ないので親芋用品種で。形からすると筍芋(京芋)のような気がする。筍芋はえぐ味が強いので、皮むきが大切なようだ。
 シュウ酸カルシウムは細胞内にあり、口の中で噛むことで、細胞が壊れて、中の針状結晶がバラバラになって出てくるので、口の中にサトイモを入れた直後には刺激がない。球茎の表皮近傍2,3mmのところに、多く分布するという。不溶性のシュウ酸カルシウムを食べても全身の中毒症状を示すことは少なく、後遺症は通常のこらない(財団法人 日本中毒情報センター シュウ酸塩(不溶性)を含む植物

参考)サトイモ組織内におけるシュウ酸カルシウム結晶の形成及びその分布サトイモ(Colocasia Esculenta Schott)の組織中シュウ酸カルシウム結晶密度における品種間差異

・畑の虫:初霜から半月以上経っているので、さすがにバッタ類はもういないかと思ったが、オンブバッタなどがいた。コカマキリのメスやナガコガネグモもまだ生存していたことには驚いた。体の凍結には耐性がないと思うのだが、ある程度の氷点下の気温には耐えている。遅く生まれた個体が生存しているのだろうか。。

●12月11日(土) 晴れ 作業4時間
収穫:ハクサイ、下仁田ネギ
定植:タマネギ
・コガネムシ幼虫を探すために、30分かけて6平米の面積を掘ったのだが、やっと4頭のコガネムシ類幼虫が捕獲できただけだった。9月にはコガネムシ類幼虫が地表下5儖未里箸海蹐泙任紡仁未砲い燭里如△海里泙浣枦澆垢襪里と思っていたが、どこに行ったのだろう。モグラの穴がたくさんある畝には、一頭もいなかったので、やはりモグラの捕食はすごいことは再確認できた。モグラの穴がない畝で20cmほどの深さまで掘って4頭捕獲したのだが、もっと深いところに移動しているのだろうか?
 帰宅してから調べたら、コガネムシ類幼虫は、地域、場所、種類にもよるが地表下20-30cmの深さで越冬するようである。ドウガネブイブイでは、主に第3齢幼虫が土中深く潜って越冬し、幼虫の潜る深さは厳寒期に最も深くなり、場所によっては1m以上にも達するという。そういえば、モグラのトンネルの深さも、深くなっており、30cm位のところにあったことを思い出した。
参考)
佐賀県農業技術防除センター 病害虫診断−大豆
福岡県病害虫防除所:ドウガネブイブイは、冬期は地中30冂度の深さで越冬
愛媛県林業技術情報 根切虫防除技術指針:ヒメコガネは、気温が低下してくる11月には、幼虫の24%は地表下20cm以下に潜入する。ドウガネブイブイもヒメコガネと同じく、11月頃から地中20〜30cmの深さに潜んで越冬する。

フ節のないオオカマキリ 庭にいた片カマがないオオカマキリを室内に保護して飼育している。足先が欠損して円滑に歩けなくなったが、食欲は旺盛だ。左眼の掃除をしようとしても、左カマがないので、頭をくるくる回すだけだったのだが、3週間後、このカマキリは新しいワザを開発した。それは、口の下の足場をなめてから、眼を足場にこすりつけるのだ。脳による学習の成果なのだろうか、驚いた。
 昆虫にも学習・記憶力があるという→驚異的な学習・記憶力がある昆虫の脳に迫る 水波 誠 氏


●12月25日
時なし大根3年前の種3年前の種で無施肥だったが、時なし大根は太さ6僂曚匹砲覆辰拭
分球した採種用タマネギ分球した採種用タマネギ


 ホウレンソウの育ちが極度に悪い。土壌が酸性なのだろうとは思うが、地力不足の可能性もある。そこで、土壌のPHを測定しようと思ったのだが、PH試験紙が近くのホームセンターに売っていない。PH試験液というものが家電店に600円程度で置いてあるが、範囲が広くて、4〜10、刻みが1なので、畑の土には使えなくもない。せっかく測定するのだから0.5刻みで知りたい。ネットで購入しようと調べたら、PH試験紙には、適用範囲によって、いろいろと種類があった。作物の生育に適するPHの範囲は、5〜8で、0.5刻みで測定できれば十分だ。土壌の測定では、4〜7の範囲がよく使われているようで、他に5.5〜8の範囲の製品でも使えそうだ。

価格は、525円だが、送料も525円である。送料が高いと思って、なおも検索をしていたら、魚の飼育のために、水槽水のPHを測るための製品、テトラテスト pHトロピカル(5.0―10.0)試薬(淡水用)というものがあったが、詳細がよく分からない。

・・・もう少し調べてみよう。。。

 農業分野に適したアースチェック液(土壌酸度pH測定液)というものがあった。測定範囲pH4.0〜8.5。価格も手頃だ。家の近くの園芸店では「PH試験紙は置いてありません」と言われたのだが、この製品は農薬の棚に置いてありそうな気がする。


参考サイト
土壌pH測定1 pH試験紙による方法

作物の好適PHについて
土壌肥料対策指針 和歌山県農林水産総合技術センター
土づくりの実際 島根県農業技術センター


2010.12.25 Saturday | 月間記録 | comments(2) | trackbacks(0) | pookmark |
コメント
初めてのキュウリ(相模半白)自家採種をしてみて心配でしたが、ひでさんのお写真が同じような黄色の感じで安心しました!勉強になります。
| 野菜づくり | 2010/11/03 7:13 PM |
写真の黄色いキュウリは、地這いキュウリで、白イボ系統です。相模半白は、黒イボなので、黄色というよりも茶色っぽくなりました。私も初めての自家採種ですが、きゅうりの場合はタネが水に沈めば十分に熟しているようです。
http://naturefarm.iti5.net/?eid=9
| ひで | 2010/11/03 7:49 PM |
 

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