カイランの栽培
カイラン(芥藍)はアブラナ科の野菜で、キャベツの仲間である。高温に強いので、夏場に花茎を収穫できる。カイランは、中国南部から東南アジアでは重要な野菜となっている。
収穫
茎が太く伸びてくるので、播種後50〜60日、花が咲く直前までに収穫し、茎花と若い葉を食べる。花が咲く頃から堅くなってしまう。下葉を残して収穫すると脇芽が伸びてきて再び収穫できるようになる。茎が太い場合は、ゆでたあとに、皮をむく。15cmくらいに大きくなったら早どりして、炒めものに使える。
カイランの播種時期
早播きをすると大きくならないうちに蕾ができ、茎が細くなってしまう。
「花芽形成条件は主に低温である。品種間差異がみられるが、播種後1〜5週間程度になってから15〜25℃以下の低温に会うと花芽ができる(農業技術体系野菜編第12巻)」とのことであり、前橋市では最低気温が15℃を超えるのは6月上旬になってからである。
静岡県の野菜農家 大杉 実氏によれば、気温は最低18℃以上、乾燥させない、肥切れさせない、ことが栽培のポイントとしている。なお、前橋市では最低気温が18℃を超えるのは6月下旬になってからである。
収穫
茎が太く伸びてくるので、播種後50〜60日、花が咲く直前までに収穫し、茎花と若い葉を食べる。花が咲く頃から堅くなってしまう。下葉を残して収穫すると脇芽が伸びてきて再び収穫できるようになる。茎が太い場合は、ゆでたあとに、皮をむく。15cmくらいに大きくなったら早どりして、炒めものに使える。
カイランの播種時期
早播きをすると大きくならないうちに蕾ができ、茎が細くなってしまう。
「花芽形成条件は主に低温である。品種間差異がみられるが、播種後1〜5週間程度になってから15〜25℃以下の低温に会うと花芽ができる(農業技術体系野菜編第12巻)」とのことであり、前橋市では最低気温が15℃を超えるのは6月上旬になってからである。
静岡県の野菜農家 大杉 実氏によれば、気温は最低18℃以上、乾燥させない、肥切れさせない、ことが栽培のポイントとしている。なお、前橋市では最低気温が18℃を超えるのは6月下旬になってからである。
カイランの害虫
アオムシ:幼苗のうちは捕獲しないと丸坊主にされる危険あり。株が大きく育ってからは放置。
バッタ:1株に2、3匹いたこともあるが、放置していた。捕獲しても畑にたくさんいるから。
キスジノミハムシ:放置しても大丈夫だと思う
カメムシ:放置

●カイランの品種
カイランには、花色が、白、黄、葉が平滑、縮んでいるものなどの系統があり、日本では白花の品種が主である。固定種が主に売られているが、武蔵野種苗園の「三芳交配 宝みどり」のような交配種もある。

カイランの栽培記録 2010年
栽培は失敗した。種は前年の残りを使用した。
●1回目
6月5日 40cm間隔で、土の乾燥具合で、発芽が良さそうな所は10粒くらい、悪そうな所は20粒づつくらい播いた。畝13L
6月上旬は乾燥した天気が続き、カイランの発芽に時間が掛かったし、本葉が出るまでにも時間が掛かった。また、虫にも小さな子葉や本葉を食べられて、まともに生育している苗はなく、1回目の種まきは失敗した。
●2回目
7月4日 種を蒔き直すつもりで種をズボンのポケットに入れていたら、夕立でびしょ濡れになって、種をポケットに入れていることを忘れて、選択して気がついたのは水曜日。洗濯機や服に付いた種を集めて、ポットに播いた
7月17日 ポットに播いたタネはほとんどが発芽していた。ただ、タネをまき過ぎたために、カイワレ大根のように密集し徒長してしまったが、定植した。
8月上旬 徒長した苗は、虫の餌食になってしまい、ほとんど残っていない。
初めてのカイランの栽培記録 2009年
種:国華園 カイラン(10ml) 100円7/4 1回目播種 畝15C 発芽率9割
生産地台湾、2008年10月現在発芽率80%以上
品種特性:キャベツの仲間で、独特の風味が好まれる不結球種です。とう立ちした若葉・花ライがおいしい。ブロッコリーに類似し、全草が食用になります。
冷涼地:播種 5月中旬〜7月下旬、収穫7月下旬〜 9月下旬
中間地:播種 5月上旬〜8月上旬、収穫7月下旬〜10月上旬
栽培方法
種子は苗床に薄播きします。発芽後、本葉が2枚くらいになったら一度移植し、本葉が5〜8枚になったら、条間約30cm、株間約50cmの間隔で定植します。
7/18 本葉2,3枚。アオムシに食べられて、半分の株が育っていない。
7/20 2回目播種、発芽率8割、発芽しなかったところに翌週播種
8/9 大きい株は10cm程に成長したが、大きな株は数本だけ。キスジノミハムシが多発している。




11/1 種の袋には収穫は中間地でも10月上旬となっていたが、まだまだ収獲できそう。春まで収獲できるのかな?

1/9 厳冬期に入ってカイランは少し葉がしおれたような感じになってきた。でも、まだ花蕾が出ていたので収獲してみたら、それほど硬くもなくて食べることができた。




ダイコンアブラムシが密集して寄生いるのは、株が弱っているのだろう。昨年の秋から花を咲かせているのだから仕方がない。自家採種するのは、秋のほうがいいのだろう。
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