週末ファーマーによる自然農の野菜栽培

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自然農の野菜づくり

第1章 生命の営みをつなぐ自然農の要諦(畑の準備をする、野菜を切らさない作付けの工夫 ほか)
第2章 自然農の野菜・つくり方のポイント
第3章 自然農の野菜などの加工・保存の工夫


自然農・栽培の手引き
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 川口由一氏の提唱する"自然農"を理想として、耕起せず、肥料はやらず、雑草は抜かず、害虫をも防除しない(化学農薬も自然農薬も不使用)で、野菜を育てることを目指しています。多種類の豊富な動植物と共存する生物多様性を実現する家庭菜園にするべく、群馬県西部で週末に農作業をしています。ビニールのマルチやトンネルなどの非再生資材は使わず、農業機械も使わずエコロジーです。ただ、地力不足なので、有機質肥料を少し与えることもあります。


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サトイモの栽培
・サトイモの栽培方法 植え付け
種サトイモ植え付け 種イモ20〜30グラムでも規格内の収量は低下しないようだが、一般的には40〜60グラムで大きいほど総収量は増えるようだ。自然農・栽培の手引きによれば、「株間60cm、深さ20cmの穴を掘り、穴の底に種イモを置く。次に種イモの上に、種イモの高さと同じくらいの厚さで土を被せる(この時まだ穴は全部埋まっておらず、地表面まで10cm程度ある)。その後、5月下旬と6月下旬に1回目の土寄せ、6月下旬〜7月上旬に2回目の土寄せをする」という。ただ、2、3ヶ月の間は窪んだ状態のままなので、水が溜まりやすく排水の悪い土質の場合は、注意すべき方法ではないかと思う。

・種イモ
 貯蔵する場合は、子芋を切り取ると、傷口から傷むので、小芋を付けたままにする。なお、関東南部以西の温暖な場所では、掘り上げずにそのまま畑の土の中に置き、凍らないように土を盛り上げ、表面に枯草などを敷き防寒しておく。種イモに親イモを利用する方法もある。小芋のついた状態で親芋を保存しておき、植え付け前に50グラム程度に分割して植え付ける。
・土寄せ:サトイモは種イモの上に親イモができ、親イモのわき芽に子イモができるので、十分に土寄せをする必要がある。
・収穫:初冬の頃、霜が降りる前に収穫するか、薄霜に遭って葉が枯れ始めたらすぐに収穫する。

サトイモに含まれる劇物 シュウ酸カルシウム
 サトイモの皮をむくと、手がチクチクするのは不溶性シュウ酸カルシウムの針状結晶が刺さるため。シュウ酸カルシウムは、加熱調理しても針状結晶が変化することはなく、シュウ酸カルシウムの針状結晶は水に不溶性である。シュウ酸カルシウムは、細胞内にあり、口の中で噛むことで、細胞が壊れて、中の針状結晶がバラバラになって出てきて、口の粘膜に突き刺さるので、口の中にサトイモを入れた直後には刺激がない。
 不溶性のシュウ酸カルシウムを食べても全身の中毒症状を示すことは少なく、後遺症は通常のこらない(財団法人 日本中毒情報センター シュウ酸塩(不溶性)を含む植物)。なお、カタバミなどに含まれる可溶性のシュウ酸塩(シュウ酸カリウム、シュウ酸ナトリウム)は、体内カルシウムと結合し、低カルシウム血症を生じ、痙攣、昏睡、腎障害を起こした例や死亡例も報告されている(シュウ酸塩(不溶性)を含む植物)。
 球茎では、表皮近傍2,3mmのところに、最も多く分布する。シュウ酸カルシウム結晶を含む細胞の密度は、葉柄や親芋も食用とする品種(八頭)では低く、大きな品種間差異がある。
 私の経験では、筍芋の皮むきが不十分だったらしく、ひと口食べたら、口の中とノドに痛みを感じ、30分間ほど不快感がしばらく続いたことがあった。
参考)
サトイモ組織内におけるシュウ酸カルシウム結晶の形成及びその分布サトイモ(Colocasia Esculenta Schott)の組織中シュウ酸カルシウム結晶密度における品種間差異

サトイモの害虫 セスジスズメ
セスジスズメ幼虫 セスジスズメの幼虫は、体長9僂砲發覆襯ぅ皀爛掘→セスジスズメ幼虫について

2010年 サトイモの栽培記録

4月29日 種芋を植え付け。種イモはもらったものなので品種は分からない。深さ20cmの穴に種イモを置いて数cmの土を被せた。
6月13日 半数が出芽していた。
9月上旬 雨が降らず、乾燥しているが、株元に厚く敷草をしているので、今年はしなびることなく元気だ。
12月4日 葉は枯れ、茎は半ば溶けてきたので、土が凍らないうちに収穫した。親芋は細長くて、小芋は小さいのが少しできていたので、品種は親芋用の筍芋だったようだ。無肥料だったので、イモは小さくて長さ15cm位だったが、これで十分だと思う。

2009年 初めてのサトイモの栽培記録

種イモは、食用にもらったサトイモの残ったもの。品種は不明(八つ頭ではない)
4月中旬 10グラム程の食べ残しの小さいイモばかりを母が植えた
7/4 食用にとっておいた大きな親芋に芽が2,3cmも伸びてしまったので、植え付けたが、腐りが入っている感じ。。
7/18 セスジスズメの幼虫が何匹もいて、10cmほどに育ったイモムシはすごい勢いで葉を食べていた。
8/8 7/4に植えたイモは、ようやく芽が出てきた。セスジスズメは、日光がよく当たるようになると日陰に隠れたり、サトイモの根元の草陰にひそめ、日が陰るとまた葉を食べ始めていた。葉を全て食べつくされた小さな株もあった。
水不足で下葉が枯れ元気のないサトイモの苗8/29 水不足で下葉が枯れ、残った葉もしおれて元気のないサトイモの苗。草が茂っているように見えるが、母が6月ころ草を全部削った(この頃は自然農をまだ知らなかった)ので、草は小さい。母は、6月頃に土寄せを5cm厚くらいしたようだが、覆土が足りておらず、覆土は10cmあるかどうかだろう。地表下3cm程度の深さに植えつけているようなので、深さも足りていない感じ。草を根元に敷いたほうがいいと母に言っておいた。

サトイモ親いも10/24 収穫
 親イモと子イモが食べられる「親子兼用種」でズイキも食べられた。芽が赤くないので「セレベス」ではない。唐の芋だろうか。





2010.10.24 Sunday | 野菜栽培 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
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