週末ファーマーによる自然農の野菜栽培

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自然農の野菜づくり

第1章 生命の営みをつなぐ自然農の要諦(畑の準備をする、野菜を切らさない作付けの工夫 ほか)
第2章 自然農の野菜・つくり方のポイント
第3章 自然農の野菜などの加工・保存の工夫


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 川口由一氏の提唱する"自然農"を理想として、耕起せず、肥料はやらず、雑草は抜かず、害虫をも防除しない(化学農薬も自然農薬も不使用)で、野菜を育てることを目指しています。多種類の豊富な動植物と共存する生物多様性を実現する家庭菜園にするべく、群馬県西部で週末に農作業をしています。ビニールのマルチやトンネルなどの非再生資材は使わず、農業機械も使わずエコロジーです。ただ、地力不足なので、有機質肥料を少し与えることもあります。


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サヤエンドウ(キヌサヤ)の栽培
スナップエンドウの栽培は別ページ

エンドウの覆土厚
 播種深度は、5ミリ程度から3センチまであって、情報源によって幅がありすぎる。なお、嫌光性種子と書いているサイトもあったが、真偽は不明。私は、水に浸してから、覆土は1-1.5センチにして種を播いている。
・種と同じくらいの量の土を被せ、手のひらでトントンとたたいて締め、その上に枯草などを軽く被せておきます(自然農・栽培の手引き
・2〜3cm土をかぶせる(奈良県農業情報・相談センター Q&A集
・3粒程度点播きして、1.5cmほど覆土する(エンドウの栽培、岡山県農業総合センター
・3センチ程度覆土します。かぶせる土が浅いと根が浮き上がり、種皮をかぶったまま発芽することがあるので注意が必要(JA京都ぱあとなぁ〜10月号)とあるが、エンドウの子葉は、種皮をかぶったまま地中に残り(地下子葉性という)、地上には本葉が伸びるので、"種皮をかぶったまま発芽"という状態は理解しがたい。

品種の例
・オランダ大莢豌豆:暖地に向く早生豊産種。莢の長さ11〜12cm、幅3cmで厚みがある。昭和初期に「フランス大莢」という品種に対抗して「オランダ大莢」と命名されたという(相馬博士の作物百科)。
・仏国大莢豌豆(赤花つるあり):晩生。耐寒性は中程度。莢長は約10cmでやわらかい。莢は一つづつしか着かないので、莢数は少ない。
 なお、私は種の購入は、全商品定価の半額となっている国華園の激安タネで、仏国大莢えんどうを150円で購入。
種の寿命
 スナップエンドウのように水分の多いエンドウの種子はしぼんでおり、硬くて丸々としたタイプの種子に比べると発芽能力は低い。一般的にはエンドウの種子は約3年間は保存可能だが、その後急速に発芽能力を失う(自家採種ハンドブックより)。なお、ツタンカーメンのエンドウは3000年以上も経ってから発芽したとの話もあるようだが、ツタンカーメンのエンドウ?によれば疑問が相当あるようだ。

越冬・寒害冷害対策
・エンドウは、本葉2-3枚の時が耐寒性が強く、この状態で越冬させる。生育するほど耐寒性が弱くなる。
・寒害を受けた時に不定芽で芽を伸ばすため、土寄せをして不定芽を保護しておく。また、厳冬期の前に敷きワラをしておく。
・エンドウは茎葉が弱く、風で根元を振り回されると枯れてしまうこともある。幼苗期の防風対策として、仮支柱を立てる、2本で共育ちにする。

栽培方法の参考
タキイ種苗 野菜何でも百科
サヤエンドウの冬期の管理、JA埼玉中央
家庭菜園の手引き:実エンドウ、サヤエンドウ(マメ科)、岡山県農林水産総合センター

自家採種
スナップエンドウの熟したサヤ サヤが食べられる頃から3週間ほどすると、サヤが乾燥して黒くなってきたらサヤごと採種する。左の写真はスナップエンドウ[2010/7/3採種]
スナップエンドウ熟したサヤ左の写真は、2週間ほど採種が遅れたため、サヤの一部が溶けてしまい、サヤの中の種が見えているスナップエンドウ。[2010/7/3]
スナップエンドウの自家採種採種したサヤは天日に干して十分に乾燥させ、種を取り出し、保管する。写真のように水分の多いスナップエンドウの種はシワがある。
エンドウマメゾウムシ保管している種から、エンドウマメゾウムシが発生することがある。写真はサヤエンドウから羽化したばかりのエンドウマメゾウムシ。


エンドウの栽培記録 2010年秋まき

昨年は、10月下旬に種を播いたら、伸びすぎて寒害を受けたので、11月上旬以降に種播きをする。
種:国華園 仏国大莢 数量:30ml 購入価格150円
(種を数えたら86粒入っていた)
品種特性:
 幅広の大莢エンドウで、家庭菜園でも作りやすく、品質優良な品種です。やわらかく、食味良好です。
発芽適温:
 18℃〜20℃
中間地:
 播種10月下旬〜11月中旬 → 収穫4月中旬〜5月下旬
栽培方法:
 連作障害に弱い代表的作物なので、少なくとも3〜4年はエンドウを栽培したことのない畑を選びます。一晩浸水した種子を条間60cm、株間30cmで3〜4粒づつ点播きします。早まきしすぎ、大きく育った状態で越冬すると、寒害にやられるので、地域ごとのタネまき適期を守ります。春先に勢い良く伸びだした頃、うねの肩に肥料をまき、土と混ぜ合わせながら、うねを形づくります。莢を次々と収穫するので、窒素の吸収が多くなり、不足すると莢の色つやも悪くなって、収量も上がりません。肥切れさせないように追肥をします。
生産地:イタリア 2010年6月現在発芽率80%以上
チウラム薬剤処理済 種子粉衣1回



自家採種したつるなし白花絹莢
 採種が遅れて状態が悪い種なので、腐りやすいと思われるので、浸水はせずに、直接土に播き、ポット育苗する。11月上旬に種まきの予定。

ツタンカーメンのエンドウ栽培記録 2010年秋まき

ツタンカーメンのエンドウの種 ツタンカーメンのエンドウは、キヌサヤとしては固いので食べるのに適さず、グリーンピースのように茹でで食べたり、豆ご飯にする。

種子は、自宅の庭で栽培して2008年6月に採種したもので、常温で除湿せずに保管していた。

11月25日 ツタンカーメンのエンドウの種を、12日に吸水を開始して濡れた紙に包んでいたが、1週間経っても、10日経っても発芽しなかった。2年前に自家採種して室内に放置していたので、半ばあきらめていたのだが、13日後の今日になって1粒が発根し、3粒が種皮にヒビが入って発根しそうになっていた。気温が低いので、発芽までに時間がかかったようだ。発芽が始まったので、ポットに播き、気温が低いので室内の日当たりがよい場所に置いた。芽が、土の表面に出てくるまでには、まだ日数がかかりそうである。

ツタンカーメンのエンドウ3葉期2011年1月3日 畑に定植した。畑に播いた種は1粒も発芽しなかったが、室内でポットに播いておいた種は12月になってようやく出芽し、耐寒性が最もある本葉2〜3枚の時期に生長するまで待っていたら、年が開けてしまった。

サヤエンドウ栽培記録 2009年

●種その1
種:ニチノウ つるなしえんどう(白花)4年前の種
白花・極早生の矮性種、作りやすく多収穫
関東・関西 播種9月上旬〜10月中旬
2005年4月発芽率75%以上 チラウム処理
作り方について
 畦幅90cm、株間30cm位に3粒宛点播します。つるの伸長に従い支柱を立てます。嫌地が激しいので、5年くらい連作できません。
10/17 播種 畝18NL
 古い種、4年前だから発芽するか分からないが、10粒ほど播いてみる。30cm間隔で1粒づつ → 1粒も発芽しなかった

●種その2
種:国華園 甘味強く性質強健 つるなし白花絹莢 30ml 150円
(種を数えたら187粒入っていた)
品種特性:甘味に富み、甘みがあり食味良好です。耐寒性が強く栽培容易な極早生多収穫品種です。
発芽適温:18-20℃
栽培方法
 連作障害に弱い代表的作物なので、少なくとも3〜4年はエンドウを栽培したことのない畑を選びます。一晩浸水した種子を条間60cm、株間30cmで3〜4粒づつ点播きします。早まきしすぎ、大きく育った状態で越冬すると、寒害にやられるので、地域ごとのタネまき適期を守ります。
中間地:播種10月下旬〜11月中旬、収穫4月上旬〜5月下旬
生産地: 発芽率:
10/24 播種 畝12NL-E、15C-E
 4日前に一晩水浸し、準備していた種は、少し発芽していた。20cm間隔で一粒づつ播き、覆土は1cm。
 先週播いた種は、発芽し始めたばかり。
11/7 発芽して間もないようだ
11/14 発芽8割
サヤエンドウ12月育ちすぎ12/26 本葉6-7葉期で育ちすぎた。
サヤエンドウ4月4/10 伸びすぎたため寒害で半数程度がなくなったが、半数は生長している。
サヤエンドウの花が咲き始めた5月3日 先週から花が咲き始めた。
サヤエンドウ採種遅れ7月3日 他の作業に手間取って採種が2週間ほど遅れてしまったので、サヤが腐り、中のタネが見え、発芽してしまっているタネも多かった。
7月27日 保管している種からエンドウマメゾウムシが発生していた。2割ほどの種が被害を受けた。


この時期の他の野菜
そら豆

2010.11.24 Wednesday | 野菜栽培 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
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