週末ファーマーによる自然農の野菜栽培

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自然農の野菜づくり

第1章 生命の営みをつなぐ自然農の要諦(畑の準備をする、野菜を切らさない作付けの工夫 ほか)
第2章 自然農の野菜・つくり方のポイント
第3章 自然農の野菜などの加工・保存の工夫


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 川口由一氏の提唱する"自然農"を理想として、耕起せず、肥料はやらず、雑草は抜かず、害虫をも防除しない(化学農薬も自然農薬も不使用)で、野菜を育てることを目指しています。多種類の豊富な動植物と共存する生物多様性を実現する家庭菜園にするべく、群馬県西部で週末に農作業をしています。ビニールのマルチやトンネルなどの非再生資材は使わず、農業機械も使わずエコロジーです。ただ、地力不足なので、有機質肥料を少し与えることもあります。


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カナヘビ、モグラ、ミミズ

ニホンカナヘビ


ニホンカナヘビの幼体 私は、光っているトカゲもザラザラしているトカゲも、同じ種類だと思ってたけれど、「カナヘビ」とは何?と思って調べたら、別種だと知った。40歳頃のことだった。区別は、簡単で、ニホンカナヘビは、鱗には光沢がなく表面はザラザラして乾いた感じ、慣れればニホントカゲとすぐに見分けられる。(写真は、幼体で、黒っぽい[2009/10/17])

 ニホンカナヘビは、wikipediaによれば、「平地から低山地帯の範囲に多く、森林内よりも草地や林縁部のマント群落などでよく見られ、生垣や植え込み等緑の多い郊外の宅地や、雑草の茂る空き地などでもしばしば繁殖する。主として昆虫やクモ、ワラジムシなどの陸生の節足動物を食べている。産卵は草の根際などに5月から8月頃にかけ数回行われ、一回の産卵数は2個 - 7個程度。卵は白く、産卵直後は長径1.0cm、短径0.6cmくらいの楕球型。ニホントカゲのように卵の保護は行わない。卵は発生に必要な水分を周囲の土壌などから吸水して約1.5倍の大きさまで膨らみ、約2ヶ月で全長5cm - 6cmくらいの幼体が孵化し、ほぼ1年で成体となる。」

カナヘビの卵カナヘビの卵は、1、2か月でふ化するので、卵は移動させずにそのままにしておくのが良いのだろうが、畑で卵を見つける時は、たいてい草を刈った後に気づくので、移動せざるを得ない。ニホンカナヘビの飼育方法によれば「卵は、上下を変えないように(中の赤ちゃんが窒息するからと言われます)」とあったが、卵の中に羊水みたいなものがあるのだろうか。なお、コオロギは、カナヘビの卵を殻ごと食べてしまうそうだが、知らずにコオロギの多い所に卵を移動させてしまった時は、翌週には殻も何にもなくなっていた。左の写真の中央に3個の卵がある[2009/9/5]。


 ニホントカゲは、wikipediaによれば、「食性は動物食で、昆虫類、クモ、甲殻類、ミミズ等を食べるが、果実を食べることもある。4-5月に交尾をし、5-6月に石や倒木等の下に掘った巣穴に1回に5-16個の卵を産む。母親は卵が孵化するまで保護する。」

カナヘビ観察記録
2009/8
 きれいに除草していた時には、見かけなかったカナヘビだが、雑草を生やし始めて2ヶ月くらい経った8月になってから、見かけるようになり、卵も2か所にあった。卵は、いずれも深い草むらの中に、卵の下側が土にめりこむような状態で、4個と6個あった。たぶん、ニホンカナヘビだろうと思う。ニホントカゲの母親は、う化するまで保護するというが、ニホンカナヘビは卵を保護しない。畝を立てる時に邪魔になったので、卵を湿っている場所に移動させた。しかし、周囲から水分を吸収するとは知らなかったので、適切な場所ではなかったかもしれないが、1週間後にはまだ卵はあったので、コオロギは食べなかったようだ。その後、いつの間にか卵はなく、殻もなかったので、無事に産まれたかどうかは分からない。

2009/10
 畑で作業をしていると、毎回、幼体と成体のカナヘビを数匹見るようになり、増えてきたのを実感する。

ニホンカナヘビの幼体2009/10/25 すっかり寒くなり、ニホンカナヘビの動きが鈍くなってきたので、カメラを近づけて撮影できるようになった。写真は、この夏に生まれたであろう幼体で、体が赤茶色っぽくなっていた。

ニホンカナヘビの越冬2009/12 溝を掘るために、10cmくらいの厚さに敷いていた剪定くずや枯れ草をどかしたら、輪のように丸くなったカナヘビがじっとして身動きせずにいた。同じ場所にもう1匹、小さいのがいたのだが枯れ草の陰に隠れた。また、1メートルくらい離れた場所にも2匹いて、合計4匹が越冬しており、いずれも動きは鈍く簡単に捕まえられたので、種を採るために春まで残しておくカイランの株元に移動させた。[撮影2009/12/5]



●モグラ対策
・ヒガンバナ
wikipediaによれば「エサのミミズがヒガンバナを嫌って土中に住まない。そのためにこの草の近くにはモグラが来ないともいう」。しかし、ヒガンバナの間のモグラ塚や、モグラに荒らされた彼岸花の写真を記載し、彼岸花はモグラに全く効果がないという栽培者もいる(注1)。
・チューインガム
 フルーツ味のチューインガムを軽くかんでから、穴に入れておくと、ガムを食べたモグラは、腸閉塞をおこして死ぬらしい。しかし、自然農だから、このような方法は避けたいものだ。

1 高坂園芸「ヒガンバナの栽培」 http://www11.plala.or.jp/miyotya/nougyo46.htm

●ミミズ
短いミミズニンジンを播くためにオオイヌノフグリの根をどかしていたら長さが3cmくらい割には太い感じがするミミズが何頭かいた。この種類のミミズは雑草がよく茂る場所が好きなようだ。シマミミズのように腐敗有機物を主食とするものと、フトミミズ類の多くのように腐植を含んだ土壌を主に摂食するものがいるというが、成体なのか幼体なのかも分からないけれど写真のミミズはどちらだろうか。ミミズの周りにたくさん落ちている小さなオレンジ色の粒は、オオイヌノフグリの種[写真2010/4/3]


参考)・福岡市近郊における陸棲貧毛類の生態学的研究


2009.12.06 Sunday | 畑の害虫、虫、動物 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
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