週末ファーマーによる自然農の野菜栽培

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自然農の野菜づくり

第1章 生命の営みをつなぐ自然農の要諦(畑の準備をする、野菜を切らさない作付けの工夫 ほか)
第2章 自然農の野菜・つくり方のポイント
第3章 自然農の野菜などの加工・保存の工夫


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 川口由一氏の提唱する"自然農"を理想として、耕起せず、肥料はやらず、雑草は抜かず、害虫をも防除しない(化学農薬も自然農薬も不使用)で、野菜を育てることを目指しています。多種類の豊富な動植物と共存する生物多様性を実現する家庭菜園にするべく、群馬県西部で週末に農作業をしています。ビニールのマルチやトンネルなどの非再生資材は使わず、農業機械も使わずエコロジーです。ただ、地力不足なので、有機質肥料を少し与えることもあります。


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スナップエンドウの栽培
 スナップエンドウの育て方はサヤエンドウとほぼ同じ。スナップエンドウにも、"つるあり"、"つるなし"がある。農林水産省による統一名称では、スナッエンドウだが、「サカタのたね」ではスナッエンドウという名前で販売している。

ハモグリバエ類
 エンドウの主要害虫。葉内にもぐってトンネル状に食害し、その跡が白い模様になるのでエカキムシとも呼ばれる。エンドウを加害するハモグリバエ類には、土着のナモグリバエと近年海外から進入したマメハモグリバエがいる。ナモグリバエは、広食性でマメ科だけでなく、アブラナ科のダイコン、ハクサイ、キャベツ、キク科のレタス、ナス科のトマトなど非常に多くの種類を加害する。葉内の蛹で越冬する。
 葉の1个曚匹稜鬚と壇世蓮∋才颪靴神廚篝虫が汁をなめるために傷つけた跡であり、傷跡のうち5〜10%が産卵痕である。
ナモグリバエスナップエンドウの葉の上にいたナモグリバエ[2009/11/28]

ハモグリバエ類の見分け方(鹿児島県病害虫防除所HPなどより)
マメハモグリバエナモグリバエ
糞痕黒い線状に残る黒点状に見られるが,あまり目立たない
食害主に葉表を食害主に葉裏を食害
蛹化幼虫は,3齢になると葉から脱出し,地中やマルチ上で蛹(回蛹)になる葉の中で蛹になり,羽化時に脱出する
成虫体長約2弌頭部、胸部、腹部の側面は黄色、その他は黒く光沢がある体長約2弌∩歓箸灰色、黒色で背面には光沢がない

自家採種
スナップエンドウの熟したサヤ 自家採種についてはサヤエンドウのページに記載した。左の写真は種が熟してサヤが黒くなった状態。保管している種から、エンドウマメゾウムシが発生することがある。

●スナップエンドウの種の例
グルメ:甘みが強い。(タキイ種苗)
スナック2号:つるなし、極早生種。(サカタのタネ)
ホルンスナック:つるなし、耐湿、耐寒性強。丈夫でつくりやすい。(サカタのタネ)
あまいえんどう:つるなしとつるありがある。(トーホク)

初めてのスナップエンドウ栽培

種:国華園 晩生スナップ豌豆 30ml 125円
(種を数えたら96粒入っていた)
チウラム薬剤処理
品種特性:栽培容易な豊産性で、栽培量が多く、家庭菜園に最適です。莢はやわらかく、肉厚で甘みがあるので、莢ごと食べることが出来ます。
発芽適温:18-20℃
中間地:
 秋まき播種10月中旬〜11月中旬、収穫5月中旬〜6月下旬
 春まき播種2月中旬、収穫6月

栽培方法
 連作障害に弱い作物なので、少なくても5〜6年はエンドウを栽培したことのない畑を選びます。一晩浸水した種子を株間30cmで4粒づつ点播きします。秋まきは冷害を受けやすいため、本葉が2枚くらいの小苗で越冬させるよう遅まきします。株元をわらなどで防寒します。春まきは、平坦地ではできるだけ早くまき、暑くなるまでに多収するようにします。
2009/10/30(土) 播種 畝16L/C、18LL
 2日前から一晩水浸し準備しておいた種を播いた。30-40cm/粒、覆土1cm

11/14 発芽4割
スナップエンドウのナモグリバエ11/28 どの苗もハモグリバエ類が産卵しており、孵化した幼虫に食害されている葉もあった。コモリグモが少なくなってきたためであろうか。

スナップエンドウの凍害12/20 前日の氷点下で6枚目の葉と芽が凍害を受けた。

スナップエンドウ1月1/23 スナップエンドウは順調に越冬できそうだ。凍害を受けて上部が枯れた株もあるけれど、脇芽が伸びているので大丈夫だろう。

スナップエンドウ4月3日4月3日 半数程度の株が寒害で枯れてしまった。この株も主枝は枯れたが(写真に細い枯れた枝が写っている)、脇芽が伸びている。

スナップエンドウの花4月25日 先週から花を咲かせている

スナップエンドウ6月5日 土が乾燥していて生育が悪くなってしまったようだけれど、スナップエンドウは収穫できた。地力も足りないらしくツルは1メートルくらいしか伸びなかったが、そこそこの量は収穫できた。支柱の代わりに前年にトウモロコシの茎を残しておいたけれど、それほど伸びなかったので、地這いで十分であるようだ。写真のようにそこそこ大きくなった株は2割くらいで、50cmくらいしか伸びなかったり、枯れてしまった株もあった。今年は1粒づつ播いたけれど、来年は2、3粒づつ、株間30cmで播こう。

スナップエンドウ6月12日 雨が降らず土が乾燥しきっていて、雑草も大きくならないような状況だけれど、スナップエンドウが収穫できた。雑草が少ないので、地這い栽培でもサヤが見分けやすい。写真の株はまだ収穫していなかったので、下の方のサヤが採り遅れてしまった。

7月3日 他の作業に手間取って採種が2週間ほど遅れてしまった。
7月27日 保管している種からエンドウマメゾウムシが発生し始めた。
8月8日 連日にわたってエンドウマメゾウムシが発生していたのが終わった。2割の種に寄生していた。


●この時期の他の野菜
そら豆

2010.10.24 Sunday | 野菜栽培 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
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