アズキ(小豆)の栽培
アズキは、温度や光に対する感受性により、夏アズキ、秋アズキ、中間型アズキに分けられ、気候や時期に適した品種を選ぶ必要がある。夏アズキは全国で栽培することができ、北海道は全て夏アズキである。秋アズキは、主に西日本で栽培されている。アズキの登熟には、冷涼な気候が適しており、夏の高温多湿での登熟は小粒で品質が悪くなりやすい。アズキの種皮の色は、登熟期に気温が高いと濃い色になり、低いと淡い色になる。アズキは、マメ科ササゲ属。
発芽
「アズキ種子の大部分は、27℃の水に漬けると約4時間後に種瘤が膨らみ、36時間でほぼ種皮が切れ幼根が突出するが、この時に水を全く吸っていない種子は硬実とみなしている。手で脱粒すると硬実が数%生じるが、脱穀機を用いると0.2%以下に減少した。脱穀機の衝撃により硬実性が打破される(参1、p.68)。」
参考サイト)
1.北海道アズキ物語:書籍がPDFファイルで公開されており、歴史、栽培環境、品種、病害虫など非常に詳しい。
・豆類基金 あずき:品種と播種時期、地域別栽培方法などが記載されている
・奈良県菜園づくりQ&A集 小豆
・相馬博士の作物百科 小豆:名前の由来や歴史など
・網走農業改良普及センター 小豆の栽培:農家向け。北海道を代表する品種「エリモショウズ」などの品種特性など詳しい。
発芽
「アズキ種子の大部分は、27℃の水に漬けると約4時間後に種瘤が膨らみ、36時間でほぼ種皮が切れ幼根が突出するが、この時に水を全く吸っていない種子は硬実とみなしている。手で脱粒すると硬実が数%生じるが、脱穀機を用いると0.2%以下に減少した。脱穀機の衝撃により硬実性が打破される(参1、p.68)。」
参考サイト)
1.北海道アズキ物語:書籍がPDFファイルで公開されており、歴史、栽培環境、品種、病害虫など非常に詳しい。
・豆類基金 あずき:品種と播種時期、地域別栽培方法などが記載されている
・奈良県菜園づくりQ&A集 小豆
・相馬博士の作物百科 小豆:名前の由来や歴史など
・網走農業改良普及センター 小豆の栽培:農家向け。北海道を代表する品種「エリモショウズ」などの品種特性など詳しい。
【収穫】サヤは、一斉に成熟しないので、茶色く熟したサヤから、順次、数回に分けて摘みとる。
貯蔵中の豆に発生するアズキゾウムシ
ホソヘリカメムシは、マメ科植物を吸汁する。
6月19日 1回目播種。株間40cm、覆土1cm、2粒づつとした。
6月26日 出芽したばかりのようだ。写真は2株が出芽しているところ。
7月3日 2回目播種。1回目の播種では、9割出芽していた。
8月15日 ホソヘリカメムシが株あたり2,3頭いて、花の下の茎を吸っていた。
9月5日 種袋の説明では収穫は10月上旬以降のはずだが、6月19日に播種したものは、すでにサヤが茶色くなっているので、収穫してみたら、粒はものすごく小さく、またシワがよっていて、かなり未熟な状態でサヤが茶色になってしまったようである。7月3日に播種したものは、まだ花期であった。どうやら、播種の適期は7月上旬以降か、それとも夏アズキの5月なのか?
10月19日 1回目に播種したものは、完全に枯れてしまって収穫なし。2回目に播種したものは、緑色をしたサヤは付いているが、葉がほとんど枯れているので、収穫はできそうにない。購入した種は、品種名が分からず、夏アズキなのか秋アズキなのか分からないが、開花まで1ヶ月ちょっと(開花日を記録していなかった)だったようなので、夏アズキだと思う。夏アズキだとすれば、播種が遅すぎたのだ。来年は、アズキのことをよく調べてから種を購入するつもりだ。
貯蔵中の豆に発生するアズキゾウムシ
ホソヘリカメムシは、マメ科植物を吸汁する。
初めてのアズキ栽培 2010年
種播きの時期が適切でなかったらしく収穫できなかった。種:国華園 あずき 100円(税込み)当地での播く時期がよく分からないので、2回に分けて播いた。
数量 20ml 生産地 北海道 2010年1月現在発芽率80%以上
(数えたら、140粒入っていた)
【品種特性】
暑さや病虫害に強く栽培容易な強健品種です。肉質に優れ、1つの莢に多くの実が入る豊産種です。
【栽培方法】
播種の2週間前に、畑に苦土石灰、配合肥料、堆肥などをすき込んでおきます。酸性土壌を嫌います。種子は40cm間隔で3〜4点播きします。発芽し本葉4〜5枚の頃、2本を残して間引きします。乾燥に注意します。開花頃に追肥します。莢の色が黄色く変色したら収穫します。
発芽温度 18〜25℃
冷涼地 播種6月上旬〜7月中旬、収穫10月上旬〜11月中旬
中間地 播種6月中旬〜7月下旬、収穫10月上旬〜11月下旬
6月19日 1回目播種。株間40cm、覆土1cm、2粒づつとした。
6月26日 出芽したばかりのようだ。写真は2株が出芽しているところ。
7月3日 2回目播種。1回目の播種では、9割出芽していた。
8月15日 ホソヘリカメムシが株あたり2,3頭いて、花の下の茎を吸っていた。
9月5日 種袋の説明では収穫は10月上旬以降のはずだが、6月19日に播種したものは、すでにサヤが茶色くなっているので、収穫してみたら、粒はものすごく小さく、またシワがよっていて、かなり未熟な状態でサヤが茶色になってしまったようである。7月3日に播種したものは、まだ花期であった。どうやら、播種の適期は7月上旬以降か、それとも夏アズキの5月なのか?
10月19日 1回目に播種したものは、完全に枯れてしまって収穫なし。2回目に播種したものは、緑色をしたサヤは付いているが、葉がほとんど枯れているので、収穫はできそうにない。購入した種は、品種名が分からず、夏アズキなのか秋アズキなのか分からないが、開花まで1ヶ月ちょっと(開花日を記録していなかった)だったようなので、夏アズキだと思う。夏アズキだとすれば、播種が遅すぎたのだ。来年は、アズキのことをよく調べてから種を購入するつもりだ。
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