週末ファーマーによる自然農の野菜栽培

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自然農の野菜づくり

第1章 生命の営みをつなぐ自然農の要諦(畑の準備をする、野菜を切らさない作付けの工夫 ほか)
第2章 自然農の野菜・つくり方のポイント
第3章 自然農の野菜などの加工・保存の工夫


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 川口由一氏の提唱する"自然農"を理想として、耕起せず、肥料はやらず、雑草は抜かず、害虫をも防除しない(化学農薬も自然農薬も不使用)で、野菜を育てることを目指しています。多種類の豊富な動植物と共存する生物多様性を実現する家庭菜園にするべく、群馬県西部で週末に農作業をしています。ビニールのマルチやトンネルなどの非再生資材は使わず、農業機械も使わずエコロジーです。ただ、地力不足なので、有機質肥料を少し与えることもあります。


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オクラの栽培
 オクラはアオイ科で、熱帯地方では多年生となるが、日本では1年生。寒さには弱く10℃以下になると生育が止まり、霜に遭うと枯れる。五角莢系と丸莢系がある。

自家採種
 自家採種ハンドブックによれば、ほとんどが自家受粉であり、複数品種を栽培する場合は最低30メートル離すとのことである。自然交雑率は、自家採種入門によれば、4%〜42%まで幅があるという。
 着果から40〜50日で、サヤが茶色くなり熟すので、採種する。関東の露地栽培では、10月中旬まで収穫できるので、採種するサヤは9月上旬頃までに選んでおく。

種まき
 寒さに弱いので、早播きを避け、最低気温が16℃以上が露地栽培では望ましい。一般的に、関東地方では5月上旬〜中旬(最低気温が10℃以上)以降に種をまく。なお、群馬県前橋市では最低気温が10℃以上になる旬ごとの平年値は5月上旬であり、16℃以上になるのは6月上旬である。地温が低いとタネが腐りやすく、また発芽に日数を要し、病気にもかかりやすくなる。
 オクラの発芽温度と累計発芽率は、温度15-17℃では発芽率80%に達するまで17日を要し、17-20℃では12日、20-23℃では7日であった(JA全農こうち,営農技術情報 No.36)
 種は皮が厚く吸水しにくいので、一昼夜水に漬けてから播種する
 オクラの根は直根性なので、耕土が深い場所が良く、移植は植え傷みが大きいため適さない。

オクラ種子の寿命
 低温・乾燥状態を維持すれば5年程度は高い発芽率を維持できるという。
【管理】定植時に気温が低いとアブラムシが多発する。肥料不足になると花の咲く位置が高くなるので、果実を若取りして樹勢回復を図る。理想は、上位展開葉から3枚目くらいの節位での開花。

【収穫】
島オクラの花開花後、4日〜7日で収穫する。

【害虫】
フタトガリコヤガの老齢幼虫フタトガリコヤガの幼虫
ワタノメイガワタノメイガの幼虫。葉を巻いた中にいる。

2010年 オクラの栽培記録


 前年の残り種の五角莢系オクラと今年買った丸莢系の島オクラの2種類を栽培する。

種子:国華園 オクラ 15ml入り 75円(昨年購入)
品種特性:豊産品種で、家庭菜園に向いています。強健で非常に育てやすく、次々に収穫出来る美味な野菜です。
栽培方法:
 種子は一昼夜浸水し、50cm間隔で点播き(直播き)するか、ポット播きします。ポット播きの場合は本葉が4〜5枚になったら定植します。月2回追肥し、中耕、土寄せします。
発芽温度:20〜30℃
冷涼地:播種4月上旬〜6月下旬 収穫6月中旬〜10月上旬
中間地:播種3月下旬〜6月中旬 収穫6月上旬〜10月上旬
生産地台湾 2008年10月現在発芽率80%以上
5月14日 種まき、畝10C。数日前から催芽させていた14粒のうち5粒が発根していた状態で、発根していたのは1粒づつ、発根していないのは2粒づつ播いた。
出芽についてははっきりと覚えていないが、14粒のうち4粒だけだったと思う。
五角莢オクラ初収穫8月15日 オクラ初収穫。2株あるオクラのうちの1株が、茎長35cmに育ち、ようやく実が2個収穫できた。
10月上旬 ほとんど実が生らなくなった。島オクラよりも収穫期間が短かった。

種子:フタバ種苗 島オクラ(沖縄在来固定種)
購入:太田のタネ 20ml入り 263円 (税込)
(以下はタネ袋からの抜粋)
特徴:沖縄でよく利用されているオクラ。丸さやで角がなく、やわらかくておいしい。利用方法は角オクラと同様で、和えもの、煮もの、天ぷらなどに。ビタミンCが多く、また腸の調子を良くし便秘や下痢に効果が高い整腸野菜です。
育て方
 一昼夜水に浸した種をポリ鉢に3〜4粒播き、苗を作ります。苗は間引かずに育て、本葉2〜3枚になった頃、畑に40cm間隔で植えます。また、1穴4〜5粒おとしの直まきも可能です。(発芽適温25〜30℃)。液肥500倍を月に2〜3回施します。タネをまいて約2ヶ月で開花し、開花後3〜4日の若いサヤを収穫します。収穫したサヤの下にある葉はかきとります。
種子粒数の目安 10ml=約100粒
生産地インド 2010年1月現在発芽率80%以上 農薬は使用していません
5月15日 播種。前日の夜にぬるま湯に入れておいた種を1ヶ所あたり3粒づつ40cm間隔で、10ヶ所に播いた。
島オクラ8月1日 3株発芽していたところは2株に間引き、1回表面施肥をしていた島オクラは、ようやく蕾ができていた。虫害はほとんどなく、病害はない。
島オクラ8月22日 初収穫。島オクラは、大きくなってしまっても軟らかいというのだが、20cmほどになっていた実は繊維が固かった。
8月29日 フタトガリコヤガの幼虫が何頭も発生していた。数が多いので、捕殺した。
10月24日 オクラの若いサヤにアブラムシが付くようになったので、収穫は終りに近づいている。

2010.09.15 Wednesday | 野菜栽培 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
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