週末ファーマーによる自然農の野菜栽培

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自然農の野菜づくり

第1章 生命の営みをつなぐ自然農の要諦(畑の準備をする、野菜を切らさない作付けの工夫 ほか)
第2章 自然農の野菜・つくり方のポイント
第3章 自然農の野菜などの加工・保存の工夫


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 川口由一氏の提唱する"自然農"を理想として、耕起せず、肥料はやらず、雑草は抜かず、害虫をも防除しない(化学農薬も自然農薬も不使用)で、野菜を育てることを目指しています。多種類の豊富な動植物と共存する生物多様性を実現する家庭菜園にするべく、群馬県西部で週末に農作業をしています。ビニールのマルチやトンネルなどの非再生資材は使わず、農業機械も使わずエコロジーです。ただ、地力不足なので、有機質肥料を少し与えることもあります。


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畑にいるクモたち

ウヅキコモリグモ

 ウヅキコモリグモ
 畑に一年中いる網を張らない徘徊性のクモ。コモリグモの種類はたくさんあるので、はっきりとは分からないが、ウヅキコモリグモは全国で最も普通に見られる種類とのことなので、たぶんウヅキコモリグモだと思う。このウヅキコモリグモは、畑にたくさんいて、人が歩くたびに地上や野菜の葉の上から動く。キュウリでは、葉1枚ごとに1頭のクモがいるのではないかと思うくらいたくさんいて、キュウリを守ってくれていた。うちの畑では最も頼れる捕食者になっている。ウヅキコモリグモの母グモは、卵を腹につけたまま移動し、子グモが誕生すると子グモを背中にせおって保護するという。真冬の間も活動している個体を見かけるが、数は少ない。4月になると、卵を付けた個体を見かけるようになる。
ウヅキコモリグモの卵卵を腹の先端に付けて、歩きまわっていた[2010/9/19]

ナガコガネグモ

 造網性のクモを畑で見たのは、このナガコガネグモが初めてだった。地上性のクモはたくさんいるのだけれど、飛んでいる虫を捕まえてくれるのは、やはり造網性のクモに期待したいので、早く畑に住みついてくれないかと期待していた。ナガコガネグモは、円網を張るが、見つけた時に網はほとんどなく、夏草を刈った後の草丈20cmくらいの草の茎にわずかに糸を張ってじっとしていた。大きな円網を張る場所が見つからないからだろうか。[2009/9]
ナガコガネグモ
 先月見た個体と同じか分からないが、キュウリの近くに網を張っており、私が近づいたら小さなバッタ網に飛びこんできた。もう10月なので、産卵していると思うが、うちの畑でも産卵してもらいたいものだ[2009/10/4]
たぶんナガコガネグモの卵のう
上の写真は、畑ではなく、家の近くの水田の稲にあった卵のうで、長さ3cm弱のつぼ形をしている。卵のうの形からすると、たぶんナガコガネグモだろうと思う。イネがコンバインで刈り取られると、卵のうは壊れてしまうのだろうから、採取してきた。見守れる庭に置いておいて、来春に畑に移すつもりだ。産卵後、半月ほどで孵化した数百の子グモは、卵のうの中で、冬を越し、春5月頃に卵のうから外に出るということだ。ナガコガネグモは、8月頃から10月頃までいくつかの卵のうを作るということだが、見つけた卵のうの近くにはナガコガネグモは見当たらなかった。[2009/10/6]
ナガコガネグモのオスとメス 上の写真の卵のうを畑に持っていったので、今年は畑にナガコガネグモが多いようだ。左の写真は、ネギに巣を作っていたメスとオス。[写真2010/9/1]


ハナグモ

ハナグモ
 花の上や花の近くにいるクモ。体色や模様にはいろいろある。写真は、アブラナにいたハナグモ[2009/10/12]

ムツボシオニグモ

ムツボシオニグモ ムツボシオニグモは、植物の周囲に小さな水平円網を張る。体長は数ミリで、腹部後方に6個の黒い点がある。写真は、ビタミンダイコンの花の間で水平円網を張っていたムツボシオニグモがハエを捕らえたところ[2010/4/29]

イオウイロハシリグモ

イオウイロハシリグモ イオウイロハシリグモは、徘徊性のクモで、花や葉の上で待ち伏せして、チョウやアブなどを捕食しているという。写真は、コールラビーの葉の上でじっとしていたところ[2010/6/5]

ホンクロボシカニグモ?

ホンクロボシカニグモホンクロボシカニグモ捕食
 ホンクロボシカニグモらしいクモ。カニグモの足は、前3対が前を向き、後ろ1対は後ろを向く、前2対の足は長い。写真は、卵のうを守っていたところで、トウモロコシの葉の上なのでよく目立った。卵のうの付近には、生まれたばかりらしい子グモがたくさんいた。写真を撮影してから数分して戻ってみると、親グモはアオクサカメムシを捕らえていた。[2010/8/1]
 なお、ネットで写真を見て名前を調べようとしたら、見つからなくて、掲示板で名前を教えてもらったのだが、写真だけでは同定できないという。あまりいない種類のクモかもしれない。

トリノフンダマシ

トリノフンダマシトリノフンダマシと卵のう
 トリノフンダマシ(鳥の糞騙し)は、鳥の糞のような姿に見えるというクモである。メスの体長は約1僂如昼間は葉の裏側でじっとしており、夜間に網を張り、主にガを捕らえる。なお、幼体やオスは、葉の裏に張られた糸にぶら下がって、獲物が近づくと跳びかかって捕らえる。メスは、葉の下に卵嚢をつりさげて、卵嚢の近くにメスがいることが多いという。
 写真は、島オクラの葉の下にいたトリノフンダマシのメスと卵のう[2010/8/29]

2010.08.11 Wednesday | 畑の害虫、虫、動物 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
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