週末ファーマーによる自然農の野菜栽培

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自然農の野菜づくり

第1章 生命の営みをつなぐ自然農の要諦(畑の準備をする、野菜を切らさない作付けの工夫 ほか)
第2章 自然農の野菜・つくり方のポイント
第3章 自然農の野菜などの加工・保存の工夫


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 川口由一氏の提唱する"自然農"を理想として、耕起せず、肥料はやらず、雑草は抜かず、害虫をも防除しない(化学農薬も自然農薬も不使用)で、野菜を育てることを目指しています。多種類の豊富な動植物と共存する生物多様性を実現する家庭菜園にするべく、群馬県西部で週末に農作業をしています。ビニールのマルチやトンネルなどの非再生資材は使わず、農業機械も使わずエコロジーです。ただ、地力不足なので、有機質肥料を少し与えることもあります。


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テーブルビート(赤ビーツ)の栽培
 ビーツ(ビート)は、太った根を食べるアカザ科の野菜。砂糖を取るための甜菜(テンサイ)、葉を食べるためのフダンソウと同種。テーブルビートの赤い色は、アントシアニンではなく植物性色素のベタライン類。

種子
ビーツの発根 ビートの種は、1〜4粒の種が固まった状態(球果、種球)になっている。そのため、1個で1〜4本が発芽する。種皮に発芽抑制物質が含まれるため、一晩、水に漬けておく。テンサイの種子は、土壌中に10年以上生存することが可能であるので、ビートの種子寿命も長いと思われる。
 左の写真は発芽して幼根が伸びた状態である。

・越冬したテーブルビートは、6月頃に花を咲かせる。なお、春まきでも10℃以下の気温が続くと抽苔する場合がある。
・酸性に弱く、土壌pHは中性〜弱アルカリ性が適している。酸性の場合は、苦土石灰や消石灰で補正する。

テーブルビートの料理
 酢漬け、ゆでてサラダ料理。赤い色が抜けないように、ゆでる時は皮をむかない。若い葉と茎も食べられる。

【自家採種】
 他家受粉なので複数の株を残しておく。種を播いた翌年の春に開花し7月に採種する。テーブルビートの根が丸い品種は、風で倒れやすいようであるので、花茎が伸びたら支柱が必要であろう。(支柱を立てなかったら、倒伏して枯れてしまった。2010年)。花や種は、スイスチャードとほとんど同じであったので、写真はスイスチャードの自家採種を参考にどうぞ。

ビートの品種
 濃い赤紫色が最も一般的だが、オレンジ色、白色、白と赤色が同心円状になっているキオッジャのような品種もある。「デトロイト」は作りやすく豊産の品種で、日本で一般的である。
ゴールデンビート
 外側はオレンジ色、中身は美しい黄金色のビート。
エートラ・ダ・オルト(ビートルート)・キオッジャ
 果肉が白と赤の同心円状になっていて美しい。とても甘い品種。
ビートルート cylindra
 サツマイモのような形になる品種。
ビーツ・Pablo
 果肉は深紅一色、トウが立ちにくい。
ビーツ・Crapaudine
 円錐形のビーツで、表皮はザラザラとした黒色、果肉は紅赤
デトロイト・ダークレッド
 ビーツの中でも強健で作りやすい良質の豊産種。


テーブルビートの栽培ブログ
tetenGO:10月種まき→3月収穫、マルチ→トンネル栽培。デトロイトダークレッド
ダビくんの家庭菜園奮闘記:3月種まき→6月収穫。デトロイト・ダークレッド

ビーツデトロイトの初めての栽培記録 2009年秋まき

種:国華園 ビーツデトロイト 10ml 135円
種を数えたら145粒あった
(以下は袋に書いてあった説明)
品種特性
 丈夫で作りやすく栄養価の高い野菜です。根形は球形で濃紅色を帯びます。肉質は甘みに富み、サラダ、酢漬け、ベビーリーフとしても利用できます。
栽培方法
 うね幅は単条まき50cm、株間15〜20cmが目安です。一か所3〜5粒の点まき、またはスジまきします。間引きは適時行い、本葉が5〜6枚になるまでに1本立ちにします。水やりにむらがあると発芽がそろわず、生育が不ぞろいになります。間引きと同時に中耕と土寄せを行います。栽培期間が短い割には多肥を好むので肥料分を切らさないようにします。太りの早いものから順に抜きとり収穫します。収穫は、直径5〜6cm、播種後65〜70日が適期です。
発芽適温 20〜25℃
冷涼地:播種 3月中旬〜4月中旬 収穫 6月上旬〜 7月下旬
中間地:播種 9月上旬〜9月下旬 収穫 11月上旬〜12月下旬

生産地:アメリカ 2009年6月現在 発芽率75%以上
9/13 播種 畝2R 無施肥、無耕起
 一晩種を水に浸けておいたら、水は少し茶色くなっており、すこしは発芽抑制物質が溶け出したかな。株間20cm、条間40cmで点播き。

9/19 播種 畝2C 無施肥、無耕起
 3日前から芽出し(一昼夜、水に浸してから、濡れたキッチンペーパーの上に置いておいた)でも、まだ芽は出ていないが、播種した。テーブルビートの発芽 先週の播種では、発芽率2割。芽は出たばかりのようなので、まだ発芽しそう。秋晴れが続いていたので、発芽が少し遅れているのかもしれない。左の写真は1粒の種から、2本が発芽した。


9/26 3日前から芽出し(まだ発芽していないが)をした種を追加で播種した。9/13の播種は発芽率6割、9/19播種は発芽1割。

テーブルビート播種1ヶ月10/18 播種から1ヶ月、ようやく3cmほどになった。

赤ビート11/28 大きい苗は草丈15cmほどになった。虫に食べられて苗はまばらになっていて、播いた種の半分弱が成長している。けちって1箇所あたり1粒しか播かなかったけれど、今度は2粒にしよう。。。

テーブルビート12月12/26 厳冬期に入って葉が赤紫色になった。根は全然太っていない。

ビーツ2月2/14 外葉の何枚かは枯れたが、中心部の葉は元気だ

ビーツ3月3/13 ホトケノザにビーツが埋もれていた。

テーブルビート4月4月17日 冬季は赤紫色だった葉が、暖かくなって新しい緑色の葉になってきた。葉長はまだ10cmしかなく、抽苔するまでのあと1ヶ月間でどれだけ生長するかだ。

ビーツ花茎6月5日 テーブルビートの根径は、2,3cmにしかならなかったが、抽苔して花茎が60cmほどに伸びた。生育不良の原因は、土が酸性なのか肥料が不足しているかどちらかだと思うが、酸性に弱い玉ねぎも、少し小さいが収穫できているので、肥料不足が原因なのだろう。
 冬を越したというのに、抽苔しない株も半数くらいある。根の直径が1cmくらいの小さい株でも抽苔しているのに、3cmくらいでも抽苔していない株もある。何の違いで抽苔の原因になっているのだろうか。高温・多湿となる夏には、病害が発生するようだが、このまま残しておいて、いつまで育ち続けるのか楽しみである。

テーブルビート収穫6月13日 ビートを食べたことがないので、味見のために、直径3cmほどの抽苔していない株を2個だけ収穫した。写真は、左側2個が抜いていないもので、1粒の種球から2株が発芽して成長し、同じくらいの根の直径になったのだけれども1株は抽苔し、1株は抽苔していない。収穫した2個は、皮付きのまま軽く茹でてから、マヨネーズをつけて食べてみた。筋っぽくはなく、甘みもあったけれど、口の中が痒くなるようなエグ味を感じて、ちゃんと料理をして食べないとおいしくなさそうだ。

ビーツデトロイトの収穫7月11日 収穫! ここ1ヶ月の間にどんどん太ってきて、大きいものは直径7cmになった。まさか、こんなに大きくなるとは思っていなかったので驚いた。
 自家採取しようと残しておいた抽苔した株は、風で根ごと倒れた。根が太って丸いから倒れやすいようだ。


ビーツデトロイトの栽培記録 2010年春まき


春まきが可能か分からないがやってみる。

3/29 ADSLモデムの上(温度21-30℃)に置いて芽出し。
4/1 3日目で全ての種が発根しており、長い幼根は1.5cmほどになっていた。これ以上伸びても困るのでモデムの上から移動させておく。

4/3 播種。子葉は展開していないけれど、コルク質状の種皮から離脱していたので、子葉が地上すれすれになるように土に埋めた。播種というか小さな芽を根と子葉に注意して埋めなければならないので面倒であった。畝7C

7/10 雑草に埋もれてしまって枯れているか、徒長していた。春まきは失敗に終わりそうだ。。


2010.07.11 Sunday | 野菜栽培 | comments(0) | trackbacks(1) | pookmark |
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