週末ファーマーによる自然農の野菜栽培

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自然農の野菜づくり

第1章 生命の営みをつなぐ自然農の要諦(畑の準備をする、野菜を切らさない作付けの工夫 ほか)
第2章 自然農の野菜・つくり方のポイント
第3章 自然農の野菜などの加工・保存の工夫


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 川口由一氏の提唱する"自然農"を理想として、耕起せず、肥料はやらず、雑草は抜かず、害虫をも防除しない(化学農薬も自然農薬も不使用)で、野菜を育てることを目指しています。多種類の豊富な動植物と共存する生物多様性を実現する家庭菜園にするべく、群馬県西部で週末に農作業をしています。ビニールのマルチやトンネルなどの非再生資材は使わず、農業機械も使わずエコロジーです。ただ、地力不足なので、有機質肥料を少し与えることもあります。


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畑のカエル、ヘビ、鳥

ヒキガエル


ヒキガエル ヒキガエルは、陸棲のため、繁殖期(関東地方では2月〜3月頃)以外は畑で定住することもできる。自然農を始めてからうちの畑にも棲みついた。夜行性のため、昼間は草陰や石の下などで休んでいる。夜間にエサを取るが、行動範囲はねぐらから数十センチ程度と非常に狭いため、畑で害虫の駆除をしてもらうには、相当な数が必要であろう。ねぐらは、数日で変わり、行動圏は50m程度らしい。産卵場所は、池、水たまり、水田など。生まれてから、1年で6センチ、2年で10センチ程度に成長し、交尾できるようになるまで、雄で2年、雌で3年かかるという。なお、直径45cmの水ガメでもヒキガエルが毎年産卵にくるそうだ→カエル研究家
 産卵場所からの移動距離は、ニホンアカガエルが200-270m,ヤマアカガエルが330-390m以内に分散しており、最大距離は約500mであったという(多摩丘陵におけるアカガエル類の樹林内分散 大澤 啓志・勝野 武彦)。ヒキガエルもアカガエルと同程度の移動距離らしいので、うちの畑の近くにも私が知らない庭の池などがあるのであろう。
 上の写真は、乾燥した天気が続いていた時、畑の中でよく茂った雑草の草刈りをしていたら、よく太った大きなヒキガエルが飛び出してきたので、撮影したもの。草の中でも土の表面は乾いていたので、穴でも掘ってねぐらにしていたのであろうか。[2010/9/4]
ヒキガエル 畝を作るために溝を掘っていたら、地中から体長5cmほどのヒキガエルが出てきた(左の写真)。場所は、6月下旬にジャガイモを掘ってから、そのままにしておき、夏草がずっと茂っていた。溝を掘る前にきれいに草を刈った時には、地面の穴はなかったと思う。もう冬眠していたのだろうか、それとも小さな穴があったのに、気がつかなかっただけだろうか。今後は、溝を掘る前によく地面を観察して、ヒキガエルの穴がないか確かめよう。[2009/10/17]

初めて見たヒキガエル2009/9/13 左の写真は、畑で見た初めてのカエルで、体長7cmくらいだったのでヒキガエルの子供かな?横からの写真がないとカエルの特徴が分からないなあ。畝を作るために溝を掘っていたら出てきたカエルで、腹が膨れていたので卵かと思っていたけれど、ヒキガエルは外敵に襲われると体を膨らませるという。写真を見ると、足が変なふうになっていて、クワで傷つけてしまったのかもしれない。

ヒキガエルの巣 写真中央のくぼみが、ヒキガエルのねぐら。草刈りをしていたら、ヒキガエルが土にもぐっていたのを見つけ、しばらくしたらヒキガエルが這い出してきた。ネギを定植するために掘った土を置いた場所に、ねぐらがあり、土が被さった雑草の間に隙間ができて、それをねぐらとして利用していたようだ。穴は深くはなく、ヒキガエルの体がちょうどおさまるくらいだった。[2010/8/29]

ねぐらにいるヒキガエル ねぐらにいたヒキガエル。体にぴったりの大きさの凹みに入っている。雑草が草丈1メートル位の高さで繁っていた畝の草刈りをしている時に見つけた。動かずにその場にいたので、このままこの場所をねぐらにしてもらいたかったので、刈った草を上に被せておいた。[2010/10/17]


マムシ


 畑では、まだ見たことはないが、近所の人話では、時々見かけるという。農作業中に指先を咬まれる事故が多い。軍手、足袋では防げない。(ゴム手袋は防げる?)。
・マムシは、ジャンプができないので、マムシの長さ以上の距離を取っていれば安全。
・人が近づいても、あまり逃げないので、草が茂っている場所などに気をつける。

咬まれた時の対応
 財団法人「日本蛇族学術研究所」(群馬県)の堺淳主任研究員は「冷やしてもいいが、痛みを緩和する程度。治療効果はない」、縛る際は「傷を含む範囲を、幅のある布などで軽く圧迫するように巻くと、毒の吸収が遅くなる」と助言する。また「どんな方法で応急処置しても、病院での処置の方が大切」で、死亡率は低いが、患部を切断したり、入院するような重傷者はその数十倍いるといい、「病院によって方針は違うが、指をかまれてひじまではれてくるような時は、絶対に血清を使った方がいい」と指摘している。(「マムシにかまれた!」 正しい処置は? 神戸新聞より)

ヤマカガシ


ヤマカガシの幼体苗床を作るためにモグラの穴をふさいでいたら、穴からヘビの赤ちゃんが出てきた。体長20-25cmくらいで、体は黒く、頭の後ろに黄色の模様があった。黄色の模様があることから、ヤマカガシの幼体で、孵化して間もないようだ。畑でヘビを見るのは初めてだ。ヤマカガシは、主にカエルを食べ、またドジョウも食べるそうだが、うちの畑にはカエルはごく少ない。ヤマカガシは毒蛇だが大人しく、手を出さなければ噛まれることはないそうだ。[2009/9/27]

オナガ


オナガの卵 畑の境界に植えた桑の木にオナガの巣があり、卵が中にあった。オナガは雑食性で木の実や虫などを食べるそうだが、私はオナガが畑に降りているところを見たことはなく、オナガはたいてい木にとまっている。[写真2010/7/19]

オナガの雛オナガの雛[写真2010/7/24]

キジ


 畑で時々、キジを見かける。キジのエサは、地上にある植物の芽・葉・種子や虫などだそうである。畑でも何か作物が被害にあっているかもしれないが、具体的には分からない。
キジの巣の場所 畑の真ん中でキジが抱卵していた。草刈りをしていたら、カマの20cmくらい先で何か動いた気配がしたので、よく見るとキジが動かずにじっとしていた。キジの体は、枯葉にまぎれるような模様をしており、近くで一見しただけでは見つからない、この場所に横を何度も通っていたのだが、キジは飛び立って逃げることもなく、抱卵していたのだ。巣は、深い雑草の中ではなく、ある程度見通せるような雑草の中で、私がシダを刈って敷いていた枯れ葉を巣の材料にしていた。この枯葉の茶色が、キジの保護色に役立つのでこの場所を選んだように思う。[2010/8/15]
 抱卵中の雌キジが草刈り機に巻き込まれて死に、卵はメンドリに孵化させたという新聞記事があったが、雌キジは近づいても逃げないし、保護色だから人は見つけにくいから、そんな事故はよくあるようで、ネットで調べるといくつも見つかる。手で草を刈るのは、動物にやさしいし、ガソリンを使わなくて済む。今の季節は、あちこちで草刈機が使用されているが、私はガソリンエンジンの排気のニオイがたまらなくいやだ。
キジの卵 畑に来てから2時間ほどたった1時頃に雌キジが飛び立ったので、卵を撮影できた。産卵は、34時間ごとに1個づつ行われるそうである。なお、キジのヒナは孵化後にすぐに歩き始め、1週間で少し飛べるようになるそうである
キジの巣を上から見たところ 左の写真は抱卵しているキジを真上から撮影したもので、そこに巣があることを知っていてもよくよく見ないとキジがどこにいるか分からない。[2010/8/21]
キジ抱卵中 抱卵しているキジを横から撮影したもので、キジの目がかわいらしい。キジの姿を撮影するため、20cm位の距離まで近づいても、キジは全く動かない。[2010/8/21]
9月4日 畑にあるキジの巣では、まだ親が卵を温めていた。8月15日に巣を見つけた時には6個の卵があり、今も6個だけなので、23日目で孵化するのなら、そろそろのはずだ。
9月5日 母キジが飛び立つ時の羽音は大きいので、すぐに気がつくのだが、巣にはいつの間にか戻ってきている。出かけている時間は、30分とか1時間くらいだから、水を飲みにいっているだけなのだろう。母キジの外出中に見たら、キジの卵が1個少なくなって5個になっていた。割れた卵の殻もなく、どうしたのであろう。
9月11日 母キジは、まだ巣を温めていた。23日目で孵化するらしいのに、もう27日が経つ。変だなと思って調べたら、平均的抱卵期間は22〜28日程度らしい。無精卵でなければ、もうすぐ孵化だ。
9月19日 まだ巣を温めている。平均的抱卵期間は22〜28日程度らしいのに、もう35日が経っており、無精卵だったのか酷暑で卵が痛んでしまったのだと思う。最初6個あった卵は、なぜか4個だけになっており、腐ってしまった卵を親は捨てたのかもしれない。母はいつまで卵を抱くのだろうか。
キジの卵の殻9月25日 キジの巣には、割れた卵の殻だけがあった。黄身のような黄色の液体が付着した殻もあったから、やはり無精卵だったのだろう。殻は、2ヶ所にあって、半分に割れた殻が重なっていた。ひとつは殻が5,6枚も重なっており、もうひとつは2枚重なっていた。殻の割れ方を見たら、クチバシでつついたような跡があったから、親キジが割ったのかもしれない。重なっていた原因は、親キジが卵をひとつだけ割り、でも他の卵は温めていて、親キジが体を動かした際に、偶然に殻が重なった、そのようなことが繰り返えされたのだろうか。


2011.08.25 Thursday | 畑の害虫、虫、動物 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
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