週末ファーマーによる自然農の野菜栽培

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自然農の野菜づくり

第1章 生命の営みをつなぐ自然農の要諦(畑の準備をする、野菜を切らさない作付けの工夫 ほか)
第2章 自然農の野菜・つくり方のポイント
第3章 自然農の野菜などの加工・保存の工夫


自然農・栽培の手引き
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 川口由一氏の提唱する"自然農"を理想として、耕起せず、肥料はやらず、雑草は抜かず、害虫をも防除しない(化学農薬も自然農薬も不使用)で、野菜を育てることを目指しています。多種類の豊富な動植物と共存する生物多様性を実現する家庭菜園にするべく、群馬県西部で週末に農作業をしています。ビニールのマルチやトンネルなどの非再生資材は使わず、農業機械も使わずエコロジーです。ただ、地力不足なので、有機質肥料を少し与えることもあります。


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初霜、晩霜、気温の平年値
 霜は、風がない場合には、気温がおよそ5℃以下でも発生することがある(wikipedia)。これは、地表付近の温度のほうが低くなるためである。
 気象庁の霜注意報は、「霜によって農作物に著しい被害が予想される場合」に発表され、地域によって発表基準が異なるが、おおよそ最低気温が2〜4℃以下になると予想される日となっている。前橋地方気象台では、早霜・晩霜期に3℃以下となっている。
自分でする霜予想
 「18時の気温、湿度から翌朝の最低気温を推定する図」を使えば、自分で霜を予想できる。空気や土壌が乾燥していると気温の低下が著しくなる。ただし、圃場の立地条件によって異なる。

初霜

 前橋気象台での初霜の平年観測日は11月13日である。ちなみに、東京の1971〜2000年の平均では12月14日であるので、東京よりも前橋は1ヶ月も早い。過去の初霜の観測日は、地方気象台のホームページに一覧で記載されていることもあるが、前橋はなかったので、検索エンジンで「前橋 初霜 2008年」のように検索して過年分を調べた。(その後、気象台のホームページで「霜・氷・雪の初終日及び初冠雪の観測」を見つけた。"初霜"という言葉がそのページには入っていなかったので、見つけにくかったのだ)

前橋における霜と氷の初日
2010年 11/16 11/16
2009年 11/22 11/22(当地の初霜11/4。11/4は、八王子と熊谷で初霜、水戸と宇都宮で初氷)
2008年 11/20 11/19
2007年 11/23 11/19
2006年 11/25 11/25
2005年 11/17 11/17
2004年 12/ 7 12/ 1
2003年 11/18 11/18

●2015年の初霜 前橋市12月8日
 前橋市の初霜は、平年より22日遅く、明治31年に観測を始めてから最も遅かった。また、初氷も平年より19日遅く、最も遅い記録となった。うちの畑では、弱い初霜が2週間ほど前にあったが、今年は平年より気温の高い日が多く、葉物野菜(小松菜、チンゲンサイ、杓子菜、春菊)が葉先も枯れずに大きく立派に育っている。
●2009年の初霜
 私の住む場所では、11月4日に初霜が降りたが、前橋気象台では初霜の観測はなかった。この日は、八王子と熊谷で初霜、水戸と宇都宮で初氷が観測されるほど全国的に寒い日だった。この日の10分ごとの観測値を見て、最低気温になっている時の中で、最も弱い平均風速を調べてみた。霜の降りなかった前橋と霜の降りた八王子と熊谷では気温は0.2℃しか違わなかったが、前橋では風速が大きかったため地表の温度が下がりにくく、このため霜が降りなかったのだろうと推測できた。

場所 最低気温 風速  時間(気温5℃以下の時で最も弱い平均風速)
前橋  2.9℃ 3.3m/s 6:00(1.7m/s)
八王子 2.8℃ 0.2m/s 6:20(0.2m/s) 初霜
熊谷  2.7℃ 0.8m/s 6:30(0.6m/s) 初霜
水戸  0.9℃ 1.5m/s 6:10(0.8m/s) 初氷
宇都宮 1.0℃ 1.4m/s 5:20(0.6m/s) 初氷

晩霜

 前橋の平年では晩霜は、4月1日。

前橋における霜、氷、雪の終日
    霜  氷  雪 2009年 3/28 4/ 3 3/30
2008年 3/ 6 3/ 8 4/ 1
2007年 4/ 5 4/ 5 3/10
2006年 3/30 3/31 3/31
2005年 3/ 3 4/ 5 3/25
2004年 4/ 5 4/ 5 3/22
平年  4/ 1 4/ 3 3/19

旬ごとの気温の平年値

 気象庁のサイトで簡単に調べられる。→気象庁 過去の気象データ検索
群馬県 前橋 1981年〜2010年の平年値
降水量
(mm)
平均気温
(℃)
最高気温
(℃)
最低気温
(℃)
1月
上旬 5.3 3.8 9.1 -0.4
中旬 8.8 3.4 8.6 -0.8
下旬 12.1 3.2 8.7 -1.1
2月
上旬 7.7 3.4 8.8 -1.0
中旬 14.2 4.2 9.5 -0.3
下旬 10.2 4.8 10.1 0.2
3月
上旬 15.4 5.8 11.5 1.2
中旬 17.0 7.4 13.0 2.5
下旬 29.1 8.6 13.9 3.9
4月
上旬 26.8 11.3 16.9 6.1
中旬 27.3 13.2 18.9 8.1
下旬 24.0 15.2 21.1 9.9
5月
上旬 22.5 17.1 22.7 12.0
中旬 39.1 17.6 22.9 12.8
下旬 40.4 19.3 24.8 14.3
6月
上旬 25.6 20.8 26.0 16.2
中旬 58.1 21.6 26.3 17.6
下旬 61.5 22.2 26.2 18.8
7月
上旬 64.6 23.8 28.1 20.2
中旬 66.7 25.0 29.5 21.4
下旬 66.0 26.4 31.2 22.5
8月
上旬 55.5 27.0 32.0 23.0
中旬 71.3 26.5 31.3 22.9
下旬 75.5 25.9 30.6 22.1
9月
上旬 74.2 24.6 29.2 21.0
中旬 80.5 22.5 26.7 19.0
下旬 65.9 20.0 24.2 16.5
10月
上旬 58.9 18.5 22.8 14.9
中旬 28.6 16.8 21.5 12.7
下旬 28.0 14.5 19.5 10.2
11月
上旬 15.1 12.8 18.0 8.5
中旬 14.5 10.7 15.9 6.5
下旬 15.1 8.9 14.2 4.5
12月
上旬 7.4 7.5 12.8 3.1
中旬 6.8 5.9 11.2 1.6
下旬 8.9 4.8 10.2 0.5

●2010年春先の天候不順
 3月末の凍霜害や4月中旬の降雪(東京や甲府などでは41年ぶり)などの全国的な天候不順の影響が拡大。農水省は4月16日、生産者団体に対し、野菜の出荷の前倒しや、不ぞろいで規格外とされる野菜の出荷を要請したが、出荷量が回復し価格が落ち着くのは、5月上旬ごろになる見込みという。東京都中央卸売市場での卸売価格は、4月15日現在、キャベツが平年の2.0倍、レタス1.8倍、タマネギ1.5倍に高騰で、出荷量の多い14品目の平均は1.4倍となっている。レタスは野菜工場のほうが安い場合もあるという。モヤシは人気独走で各社が増産。中国からの野菜輸入が増加し、3月はネギ2倍、キャベツ3倍。
 静岡の新茶は霜の被害。静岡の梅の幼果が落ちる被害が深刻。柿の新芽が枯れて収穫が少なくなる見込み。
2012.06.16 Saturday | その他 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
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