畑のハチ、アブ、ハエ
●アブラムシの寄生蜂
アブラムシに寄生する寄生蜂(一次寄生蜂)には、アブラバチ(コマユバチ科)、アブラコバチ(ツヤコバチ科)がいる。寄生蜂は、アブラムシの体内に産卵し、幼虫はアブラムシ食べて成長し、アブラムシの外皮を利用して蛹(マミー)になり、羽化した成虫はマミーに丸い穴を開けて脱出する。寄生蜂に寄生する高次寄生蜂もいる。
写真左は、ダイコンアブラムシの近くにいた寄生蜂でアブラバチの一種と思われる。右の写真は、その近くにあったアブラムシのマミー。とても小さいのでコンパクトカメラでは撮影が難しい[撮影2010/4/25]
マミーの種類
アブラバチのマミーは丸く、色は褐色が多く、黒色もある。アブラコバチのマミーは細長く黒色。
在来の寄生蜂
・ギフアブラバチ:モモアカアブラムシに高い寄生率。
・ダイコンアブラバチ
・ニホンアブラバチ:ワタアブラムシ
・ワタアブラコバチ
・チャバラアブラコバチ
ダイコンアブラムシの周りをうろうろしていたので、何かの寄生蜂だとは思う。体長が6-7ミリくらい?だったような気もするので、ヒラタアブに寄生する蜂かも?と考えて検索してみたら、眼の内側の白い筋、腹部がオレンジ色と黒色、後脚が黒白黒オレンジになっているように見えるので、ヒラタアブヤドリヒメバチに近いような気がする。コンパクトデジカメではピントがなかなか合わなくて、よく撮れていたのはこの1枚だけだし、ヒメバチだけでも日本に1400種もいるそうだし。。。[写真2009/12/6]
アブラムシに寄生する寄生蜂(一次寄生蜂)には、アブラバチ(コマユバチ科)、アブラコバチ(ツヤコバチ科)がいる。寄生蜂は、アブラムシの体内に産卵し、幼虫はアブラムシ食べて成長し、アブラムシの外皮を利用して蛹(マミー)になり、羽化した成虫はマミーに丸い穴を開けて脱出する。寄生蜂に寄生する高次寄生蜂もいる。
写真左は、ダイコンアブラムシの近くにいた寄生蜂でアブラバチの一種と思われる。右の写真は、その近くにあったアブラムシのマミー。とても小さいのでコンパクトカメラでは撮影が難しい[撮影2010/4/25]
マミーの種類
アブラバチのマミーは丸く、色は褐色が多く、黒色もある。アブラコバチのマミーは細長く黒色。
在来の寄生蜂
・ギフアブラバチ:モモアカアブラムシに高い寄生率。
・ダイコンアブラバチ
・ニホンアブラバチ:ワタアブラムシ
・ワタアブラコバチ
・チャバラアブラコバチ
ダイコンアブラムシの周りをうろうろしていたので、何かの寄生蜂だとは思う。体長が6-7ミリくらい?だったような気もするので、ヒラタアブに寄生する蜂かも?と考えて検索してみたら、眼の内側の白い筋、腹部がオレンジ色と黒色、後脚が黒白黒オレンジになっているように見えるので、ヒラタアブヤドリヒメバチに近いような気がする。コンパクトデジカメではピントがなかなか合わなくて、よく撮れていたのはこの1枚だけだし、ヒメバチだけでも日本に1400種もいるそうだし。。。[写真2009/12/6]
●ワタノメイガサムライコマユバチの繭
オクラの葉裏に、茶色く変色したイモムシのすぐわきに白い小さな繭が多数あった。写真の繭の他にも、近くの葉に繭があり、その葉はワタノメイガの幼虫が葉を巻いて巣にしていたらしく、葉を食べた痕、紡いだ糸、フンがあった。そのため、ワタノメイガ幼虫に寄生したコマユバチの一種と考えられるので、ワタノメイガサムライコマユバチの繭であろう。
●アシナガバチ類
アシナガバチ類は、畑の害虫を捕食し、害虫の密度低下に重要な役割を果たしていることは、数々の研究により明らかになっています。
山中ら,1972によれば、「中・老令幼虫を捕食するアシナガバチがハスモンヨトウ幼虫の個体数変動に重要な役割を果していることが明らかになった」
山崎ら,1980によれば、「福岡市において、アゲハ類を捕食する盛んな期間は、7月から8月であった。8月下旬になると蜂の巣の発展は終わり、幼虫がいなくなるので、捕食活動も次第に行われなくなる。ただし、それ以降でも、巣に残っている繁殖成虫に獲物の体液を吸わせるために捕食活動を多少することもある」。
鈴木,1978によれば、「フタモンアシナガバチ1匹の1日当たりの採集域は、草原で約120m2であった。採集活動時間当たりの肉塊搬入数は、1匹当たりの平均で2.0個/時間であった」
参考
守本陸也, 1960, アシナガバチ類についての応用昆虫学的研究
山中久明ら, 1972, ハスモンヨトウの生命表と生物的死亡要因の評価
鈴木惟司, 1978, フタモンアシナガバチにおける食物採集城, 採集効率および採集時間について
山崎正敏ら, 1980, アゲハ幼虫に対するアシナガバチ類の捕食と主要種セグロアシナガバチの巣の発展との関係
●コアシナガバチ
小型のアシナガバチ。幼虫の餌として鱗翅類の幼虫を捕らえ、肉団子にする。
写真はアオムシを捕らえて肉団子を作っているところで、コールラビーの葉裏をコアシナガバチが探すような飛び方をしており、見ていたら、たちまち青虫を捕らえて、近くの葉の上で肉団子を作った。この時は畑のあちこちでコアシナガバチやフタモンアシナガバチが狩りをしていた。[写真2010/7/24]
キュウリの葉の上で肉団子作りをしているコアシナガバチ[2010/7/17]
●フタモンアシナガバチ
黒と黄色の小型のアシナガバチで、腹部に二つの黄色の紋がある。写真左は、バイアムの葉にいたオンブバッタらしき幼虫を捕らえて、ゴボウの葉の上でバッタに噛みついているところ。数分したらバッタは肉団子になっていた。フタモンアシナガバチは、植物の種類にあまりこだわる感じはなく、エサの虫を探していた。[2010/7/25]
●ヒメスズメバチ
写真は、隣の畑との石垣の隙間に巣の入り口があったヒメスズメバチに殺虫剤を散布して動かなくなった個体。私はアシナガバチに数回刺されているが、前回はコアシナガバチに刺されてアレルギー症状になってしまったようなので、アナフィラキシーになることが怖すぎるため、ヒメスズメバチの巣を駆除した。巣を発見したのが7月17日で、その時は30分くらい観察したところ、体長3cmくりの大きな個体と2cmくらいの個体が7,8分間隔で出入りしたいた。そのため、大きな個体は女王と推測し、働き蜂はまだ2,3匹しかいないと判断した。石垣の隙間が出入り口になっているので、隙間を小石でふさいだ。しかし、数日後に見たところ、違う隙間からヒメスズメバチが出入りしており、しかも働き蜂が増えているようだった。ヒメスズメバチは土を掘る能力が高いらしくて、出入り口をふさぐ方法は失敗したのだった。畑にはブユが多数いるときがあるので、スプレー式の防虫剤を常備したいたので、これを使って駆除することにして、巣穴からスプレーを数秒間中に入れた。しかし、巣穴からヒメスズメバチが2,3匹出てきて、死ななかったようだ。家に帰ってきてから調べると、防虫剤に殺虫効果はないらしい。ヒメスズメバチを興奮させただけで、危ないことをしただけだった。ネットで調べると、ハチ用の殺虫剤は高いし、ゴキブリ用殺虫剤でも効果があるとのことだったので、ゴキブリ用のスプレーを巣穴から奥に向かって噴射した。噴射した場所の隣の石の隙間から、殺虫剤の白い気体が吹き出てきたのには驚いた。石垣の石の裏側の巣は、大きくなっていたようで、早めに駆除しておいて正解だったと思う。殺虫剤を噴霧したため、巣穴からヨタヨタと出てきたヒメスズメバチを撮ったのが、この写真である。[2017年7月]
●ムシヒキアブ類
アブの食べ物は、種類によりいろいろあり、牛や馬から血を吸うウシアブ、花の蜜を吸うハナアブ、幼虫がアブラムシを食べるヒラタアブ、他の昆虫を捕えて食べるムシヒキアブなどいる。ムシヒキアブ類の幼虫も肉食で、土中に住み、コガネムシ類の幼虫を捕らえる。
●アオメアブ
2009/8/16 スイートコーンの雄花にきたミツバチを捕獲したアオメアブ。スイートコーンの茎に止まり、ずっと体液を吸っていた。アオメアブは、緑色の複眼を持ったムシヒキアブの一種で、草の葉の上で待ち伏せし、空中で、甲虫やハエ、トンボ、アブなど、他の昆虫を捕らえる。
アオメアブの幼虫は、地中でコガネムシ類の幼虫を捕食する
●シオヤアブ
大型のムシヒキアブで、毛深い。肢は、スネのみ黄褐色。オスの腹部先端には白い毛の束があり、よく目立つ。飛んでいる昆虫を捕らえて、体液を吸う。コガネムシ類を好むという。
写真はメスでエノコログサの葉の上に止まったところを撮影した[2010/6/26]
・シオヤアブの産卵
●ヒラタアブ
ヒラタアブの幼虫はアブラムシを捕食する。
ルッコラに卵を産みつけていた。ホソヒラタアブであろうか?[2009/12/9]
上の写真のヒラタアブが腹部を曲げてルッコラの葉裏に産卵していた。その卵、0.5ミリくらいで細長くて白い。その葉にはアブラムシの小さな幼虫が1頭だけで、ふ化したヒラタアブの幼虫は食べ物に困りそうだ。
●ヒメフンバエ
成虫は、小昆虫を捕らえ、体液を吸う。体長は約10mm、オスは黄褐色で、メスは灰褐色。幼虫は、獣糞を食べる。双翅目フンバエ科。[写真2009/12/5 菜花の葉の上にいたヒメフンバエ。菜花にはダイコンアブラムシが大発生し、有翅成虫もたくさんいたが、捕らえるわけでもなく、近づくとすぐに飛び去ってしまった。]12/26 白菜の葉上にいた。
●ミツバチ
セイヨウミツバチは、腹部上側がオレンジ色で、ニホンミツバチは黒褐色。写真は、コセンダングサの蜜を吸うミツバチ[2009/10/31]
ミツバチに刺された。草刈りを素手でしていたら、突然、手の平に鋭い痛みを感じ、見るとミツバチが手の上に乗っていた。反射的にミツバチを指でつまんで放りなげたら、ミツバチの黒い針が手のひらに刺さっており、この針も反射的に爪ではさんで抜いた。トゲが刺さったような痛みだったが、痛いのは5分くらいで、20分もすれば全然痛くなくなった(追記、ミツバチの自発痛はすぐに消えたのだが、押すと痛かゆい状態が2日間ほど続いた)。ミツバチに刺されたのは、小学生以来のことで、数年前に刺されたアシナガバチよりは数分の一の痛みだったし、すぐに痛みがひいたので良かった。私を指したミツバチは、よろよろと歩いてどこかに行ったが、死んでしまうだろう。刺されたほうも、刺したほうもいいことなんてない。ミツバチもかわいそうなものだ[2010/5/5]。
●ハナバチ
ハナバチ(花蜂)とは、ハチ目の昆虫のうち、幼虫の餌として、花粉や蜜を蓄えるものの総称。代表的なのは、ミツバチ、クマバチなどがいる(wikipediaより)。写真のハナバチは、ブロッコリーの花を訪れていたもので、多数のハナバチがいた。脚には花粉団子をつけている。体長は7,8ミリで、この仲間は多数いるので種名は分からなかった。[2010/5/5]
オクラの葉裏に、茶色く変色したイモムシのすぐわきに白い小さな繭が多数あった。写真の繭の他にも、近くの葉に繭があり、その葉はワタノメイガの幼虫が葉を巻いて巣にしていたらしく、葉を食べた痕、紡いだ糸、フンがあった。そのため、ワタノメイガ幼虫に寄生したコマユバチの一種と考えられるので、ワタノメイガサムライコマユバチの繭であろう。
●アシナガバチ類
アシナガバチ類は、畑の害虫を捕食し、害虫の密度低下に重要な役割を果たしていることは、数々の研究により明らかになっています。
山中ら,1972によれば、「中・老令幼虫を捕食するアシナガバチがハスモンヨトウ幼虫の個体数変動に重要な役割を果していることが明らかになった」
山崎ら,1980によれば、「福岡市において、アゲハ類を捕食する盛んな期間は、7月から8月であった。8月下旬になると蜂の巣の発展は終わり、幼虫がいなくなるので、捕食活動も次第に行われなくなる。ただし、それ以降でも、巣に残っている繁殖成虫に獲物の体液を吸わせるために捕食活動を多少することもある」。
鈴木,1978によれば、「フタモンアシナガバチ1匹の1日当たりの採集域は、草原で約120m2であった。採集活動時間当たりの肉塊搬入数は、1匹当たりの平均で2.0個/時間であった」
参考
守本陸也, 1960, アシナガバチ類についての応用昆虫学的研究
山中久明ら, 1972, ハスモンヨトウの生命表と生物的死亡要因の評価
鈴木惟司, 1978, フタモンアシナガバチにおける食物採集城, 採集効率および採集時間について
山崎正敏ら, 1980, アゲハ幼虫に対するアシナガバチ類の捕食と主要種セグロアシナガバチの巣の発展との関係
●コアシナガバチ
小型のアシナガバチ。幼虫の餌として鱗翅類の幼虫を捕らえ、肉団子にする。
写真はアオムシを捕らえて肉団子を作っているところで、コールラビーの葉裏をコアシナガバチが探すような飛び方をしており、見ていたら、たちまち青虫を捕らえて、近くの葉の上で肉団子を作った。この時は畑のあちこちでコアシナガバチやフタモンアシナガバチが狩りをしていた。[写真2010/7/24]
キュウリの葉の上で肉団子作りをしているコアシナガバチ[2010/7/17]
●フタモンアシナガバチ
黒と黄色の小型のアシナガバチで、腹部に二つの黄色の紋がある。写真左は、バイアムの葉にいたオンブバッタらしき幼虫を捕らえて、ゴボウの葉の上でバッタに噛みついているところ。数分したらバッタは肉団子になっていた。フタモンアシナガバチは、植物の種類にあまりこだわる感じはなく、エサの虫を探していた。[2010/7/25]
●ヒメスズメバチ
写真は、隣の畑との石垣の隙間に巣の入り口があったヒメスズメバチに殺虫剤を散布して動かなくなった個体。私はアシナガバチに数回刺されているが、前回はコアシナガバチに刺されてアレルギー症状になってしまったようなので、アナフィラキシーになることが怖すぎるため、ヒメスズメバチの巣を駆除した。巣を発見したのが7月17日で、その時は30分くらい観察したところ、体長3cmくりの大きな個体と2cmくらいの個体が7,8分間隔で出入りしたいた。そのため、大きな個体は女王と推測し、働き蜂はまだ2,3匹しかいないと判断した。石垣の隙間が出入り口になっているので、隙間を小石でふさいだ。しかし、数日後に見たところ、違う隙間からヒメスズメバチが出入りしており、しかも働き蜂が増えているようだった。ヒメスズメバチは土を掘る能力が高いらしくて、出入り口をふさぐ方法は失敗したのだった。畑にはブユが多数いるときがあるので、スプレー式の防虫剤を常備したいたので、これを使って駆除することにして、巣穴からスプレーを数秒間中に入れた。しかし、巣穴からヒメスズメバチが2,3匹出てきて、死ななかったようだ。家に帰ってきてから調べると、防虫剤に殺虫効果はないらしい。ヒメスズメバチを興奮させただけで、危ないことをしただけだった。ネットで調べると、ハチ用の殺虫剤は高いし、ゴキブリ用殺虫剤でも効果があるとのことだったので、ゴキブリ用のスプレーを巣穴から奥に向かって噴射した。噴射した場所の隣の石の隙間から、殺虫剤の白い気体が吹き出てきたのには驚いた。石垣の石の裏側の巣は、大きくなっていたようで、早めに駆除しておいて正解だったと思う。殺虫剤を噴霧したため、巣穴からヨタヨタと出てきたヒメスズメバチを撮ったのが、この写真である。[2017年7月]
●ムシヒキアブ類
アブの食べ物は、種類によりいろいろあり、牛や馬から血を吸うウシアブ、花の蜜を吸うハナアブ、幼虫がアブラムシを食べるヒラタアブ、他の昆虫を捕えて食べるムシヒキアブなどいる。ムシヒキアブ類の幼虫も肉食で、土中に住み、コガネムシ類の幼虫を捕らえる。
●アオメアブ
2009/8/16 スイートコーンの雄花にきたミツバチを捕獲したアオメアブ。スイートコーンの茎に止まり、ずっと体液を吸っていた。アオメアブは、緑色の複眼を持ったムシヒキアブの一種で、草の葉の上で待ち伏せし、空中で、甲虫やハエ、トンボ、アブなど、他の昆虫を捕らえる。
アオメアブの幼虫は、地中でコガネムシ類の幼虫を捕食する
●シオヤアブ
大型のムシヒキアブで、毛深い。肢は、スネのみ黄褐色。オスの腹部先端には白い毛の束があり、よく目立つ。飛んでいる昆虫を捕らえて、体液を吸う。コガネムシ類を好むという。
写真はメスでエノコログサの葉の上に止まったところを撮影した[2010/6/26]
・シオヤアブの産卵
●ヒラタアブ
ヒラタアブの幼虫はアブラムシを捕食する。
ルッコラに卵を産みつけていた。ホソヒラタアブであろうか?[2009/12/9]
上の写真のヒラタアブが腹部を曲げてルッコラの葉裏に産卵していた。その卵、0.5ミリくらいで細長くて白い。その葉にはアブラムシの小さな幼虫が1頭だけで、ふ化したヒラタアブの幼虫は食べ物に困りそうだ。
●ヒメフンバエ
成虫は、小昆虫を捕らえ、体液を吸う。体長は約10mm、オスは黄褐色で、メスは灰褐色。幼虫は、獣糞を食べる。双翅目フンバエ科。[写真2009/12/5 菜花の葉の上にいたヒメフンバエ。菜花にはダイコンアブラムシが大発生し、有翅成虫もたくさんいたが、捕らえるわけでもなく、近づくとすぐに飛び去ってしまった。]12/26 白菜の葉上にいた。
●ミツバチ
セイヨウミツバチは、腹部上側がオレンジ色で、ニホンミツバチは黒褐色。写真は、コセンダングサの蜜を吸うミツバチ[2009/10/31]
ミツバチに刺された。草刈りを素手でしていたら、突然、手の平に鋭い痛みを感じ、見るとミツバチが手の上に乗っていた。反射的にミツバチを指でつまんで放りなげたら、ミツバチの黒い針が手のひらに刺さっており、この針も反射的に爪ではさんで抜いた。トゲが刺さったような痛みだったが、痛いのは5分くらいで、20分もすれば全然痛くなくなった(追記、ミツバチの自発痛はすぐに消えたのだが、押すと痛かゆい状態が2日間ほど続いた)。ミツバチに刺されたのは、小学生以来のことで、数年前に刺されたアシナガバチよりは数分の一の痛みだったし、すぐに痛みがひいたので良かった。私を指したミツバチは、よろよろと歩いてどこかに行ったが、死んでしまうだろう。刺されたほうも、刺したほうもいいことなんてない。ミツバチもかわいそうなものだ[2010/5/5]。
●ハナバチ
ハナバチ(花蜂)とは、ハチ目の昆虫のうち、幼虫の餌として、花粉や蜜を蓄えるものの総称。代表的なのは、ミツバチ、クマバチなどがいる(wikipediaより)。写真のハナバチは、ブロッコリーの花を訪れていたもので、多数のハナバチがいた。脚には花粉団子をつけている。体長は7,8ミリで、この仲間は多数いるので種名は分からなかった。[2010/5/5]
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